『教育とITで企業の経営を革新』
駿台グループのITラーニング専門企業 SATT (エスエイティーティー) が明日をサポートします。

2009年01月05日

ありそでなかったSNS

開発部だより 第38回


あけましておめでとうございます。初めてエントリーさせていただきます、ベル子です。

今回は、ちょっと変わったSNSをご紹介します。日記相互添削SNS「Lang-8(ランゲート)」です。
えっ添削? 日記に「この表現はおかしい」などと赤入れされてくるというのでしょうか?
実はそのとおり。ある明確な目的と仕様を備えた日本発SNSが、今世界に拡がりを見せているのです。

「Lang-8」は、母国語が違う者同士がお互いの日記を添削しあうSNSです。自分が習得したい言語で日記を書くと、ネイティブの人が直してくれたり、感想を書いてくれる。自分も、自分の母国語で書かれた日記を添削するのです。

試しに投稿すると、画面はこんな感じ↓
lang8_3.jpg

ごらんの通り、真っ赤に訂正されて返ってくるというわけです・・orz投稿すると、遅くとも24時間以内にはこうした添削をしてもらえます。

これの意外なよいところは「一人に負担をかけない」こと。
頼れる人が複数いて、特定の人のお手間をとらせないのが嬉しいです。
中には自分では日記を書かず、添削だけしている人もいるとか。きっとそれだけでも楽しめるのでしょうね。

日本のネットサービスは、国内だけで使われることが多い。そんな中「日本発で世界のスタンダードになれるものを」と考えたのが創作者・喜洋洋氏。彼は中国生まれの日本育ち、24歳。このサイトを立ち上げたのは京都大学大学院在学中でした。
「lang-8」は2008年10月現在、世界100ヵ国1万4000人が登録しているそうで、その言葉どおりのSNSかもしれません。ありそでなかった仕組み作りの詳細は、どうぞインタビューをご覧ください↓
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/24/news002.html
↓「lang-8」HP
http://lang-8.com/

えー、私はこの喜洋洋氏がファンなのですが、共通点といえば「プログラミングはできない。」この一点です!
・・今はそっちの言語に忙しい、ベル子です・・。
posted by ベル子 at 20:01
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2008年12月22日

CS4テキスト新機能

開発部だより 第37回


ブログに自分は、CFサーバのお役立ちネタを載せるのが多いのですが、今回は、Flash CS4で驚いたことがあったので、Flash CS4について、投稿致しました。

Flash CS4では、「縦書きのテキスト入力」問題が作成出来る、という話があったので、US版が出た時点で、ダウンロードして使用してみたのですが、プロパティで「テキスト入力」を指定して、テキストの方向を「縦書き」にしようとしたのですが、出来ないのです!!ここに関しては、旧バージョンのFlashと同様で、「方向」ボタン自体が「テキスト入力」だと非アクティブなのです!!「静止テキスト」を選択しないと、「方向」ボタンはアクティブにならないのです。

Flash CS4では縦書きで「テキスト入力」ができるというのは、ガセネタだったのか?と思い、いろいろ調べたところ・・・・ 分かりました!!
ななんと、テキスト入力の縦書きを実現するには、Adobe Labsに行って、追加のコンポーネントをインストールして、しかも結構なスクリプトを記入しないと機能しないのです!!

しかもコンポーネント自体ベータ版のためか、縦書きすると日本語はインラインで入力できなかったりと、まだ完全な状態ではないようでした。。。

Flash CS4 テキスト新機能用のコンポーネント

こちらのサイトから、Flash CS4 テキスト新機能用のコンポーネントをダウンロード可能です☆

興味のある方は、お試しください!!
posted by 開発部 blue at 10:10
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2008年12月08日

eラーニングにおけるナレーション

開発部だより 第36回



先日、箱根でSATTの社員研修に参加してきました手(チョキ)その帰りに星の王子さまミュージアムでファンタジーワールドを満喫したJU(ジェイ・ユー)です。ミュージアムといえ、ミニテーマパークの要素もあって、ロケーションが良いので作品の内容を知らなくても、雰囲気だけでも十分楽しめます(^^)v

さらに館内のガイドツアーではミュージアム内を歩きながら案内してくれます。そのツアーでは30-40分のわかりやすいシナリオでの詳しく親切な説明があり、初めての私でも短時間で作者や作品、館内の歩き方など、たくさんのことが理解出来ましたわーい(嬉しい顔)

しかし、実はこのツアーで、一つだけ、気になる点がっ…!↓

時間の割にはシナリオ原稿の分量が多く、少し早口にならざるを得ず、聞き取れない部分があったのです。

もう一度、聞きたくなる箇所が何度かあったのですが、多くのツアー参加者がいる中、ガイドさんに
「すいません!今のもう一回言ってください!」
とは、なかなか言えないものです…。

しかし、これがもしもeラーニングコンテンツであったなら、、、?

もう一度聞きなおしたいという要望はすぐに叶えられます。学習者は何回でも好きなだけシーンを戻してナレーションを聞きなおすことが出来ますから。(まれに、後戻り出来ない仕様のコンテンツもありますが、、、。)ナレーション内容が文字でも同期して表示されるようになっていることもほとんどなので、目と耳で繰り返し確認できます。

そこがeラーニングのいいところですよね!

ただし、一度でも効率よく学べることが何よりだと思いますので、適切な速度と発音、コンテンツにあった声質のナレーションであることが理想です。実際のコンテンツ製作ではそこを目指してキャスティングと音声収録・編集の作業がなされます。

そして、私がナレーション収録に立ち会う時にしばしば感じることですが、正しくわかりやすい発音、理解をさせるために有効な間の取り方など、なかなかイメージどおりにいかないことがしばしばあります。収録時間やスケジュールが限られているので、100%納得のいく収録が出来るとは限りません。

プロのナレーターさん・声優さんといえども、専門用語などの通常使わない言葉もスムーズに発声しなくてはならない、eラーニングのナレーションとなると、難しく感じることも少なくないようです。逆にナレーターさん・声優さんの個人的な発想や、下調べのおかげで予想以上の仕上がりになることもありますひらめき

ナレーター・声優さんの業務に「eラーニングナレーション」という分野がもっと広がっていき、その分野を得意とする方との共同作業が多くなれば、より確かな音声収録の結果を得ることが出来ます。

私たちにとってそれは歓迎すべき状況ですし、さらに良質なeラーニングコンテンツを作るための大きな助けとなりそうです。
posted by JU@開発部 at 13:55
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2008年11月25日

「Adobe CS4 日本語版」発売です!

開発部だより 第35回


12月中旬、いよいよ「Adobe CS4 日本語版」が発売されます。コンセプトは「最高傑作へのショートカット」だそうな。「よいモノを簡単に」ということのようですが、さてどんなものでしょうか。

まずPhotoshopやIllustratorですが、あまり大きな機能の追加はなさそうですね。

今回のバージョンアップは、使い込んでいる人なら重宝する、「かゆいところに手が届く」といった感じでしょうか。まぁ、以前からほぼ完成されてしまっているソフトなので、しょうがない部分はあります。バージョンアップを繰り返すうちに、両ソフトとも非常に重くなってしまったので、これからは「軽くて安定」を目指したほうがウリになりそうな気がします。

さて、次は開発部でもっとも多く使われているソフト、Flashです。突然ですが、現行のFlash CS3、うちの開発部ではあまり使われていません(笑)というのも、クライアントの都合でいまだにFlash 8以上とかの制限がつく場合が多いのです。

中にはFlash 6以上(!)なんてときもあります。当然CS3で作って古いバージョンで書き出してもよいのですが、とにかくCS3のもっさりした動作が我慢できずに、いまだにFlash 8で作ってます。この部分はCS4では改善されててほしい部分ですね。新機能としては、アニメーションやモーション関連の機能が非常に強化された印象を持ちました。

3D対応もトピックですが、「インバースキネマティック」が特に面白そうです。人体モデルを使ったアニメーションが思い浮かびますが、他にもアイデア次第でいろいろ遊べそうですね。他にも縦書きがサポートされていたり、ダイナミックテキストにアンチエイリアスがかけられたりと、地味ながらうれしい機能も追加されています。

発売まで、あと半月あまり。早く触ってみたいですねわーい(嬉しい顔)
posted by 開発部リーダー at 23:53
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2008年11月10日

やる気につながるもの

開発部だより 第34回


こんにちは。
あっという間にハロウィンが終わり、すでにクリスマス気分の開発部Blackです。

やる気につながるものは「褒められる」こと。
夏ごろからコンテンツ制作に追われ続け、最近やっと落ち着きを取り戻し、考えるようになりました。
今回はお客様制作のシナリオをもとにコンテンツをつくり、そのお客様へ納品するという流れでした。
シナリオを作る人とコンテンツを作る人、お互いが忙し過ぎたと思うのですが、もっと褒め合えたら良かったような気がします。

以前、コンテンツを制作した際に、「あの部分、すごく良かったですよ〜。ありがとうございます!」とありがたいお言葉をいただいたことがありました。
作ったものに対して少しでも褒めてもらえると、もの凄くやる気アップにつながります。
喜んでくれるから「もっと頑張ろう」と思えるのですね。
同じように、シナリオを見て「わかりやすいですよ」とか「効果的ですね」とか言えたら、シナリオを作る側ももっとやる気が出たりしないでしょうか。
今回はそんな時間もなく、最低限のやりとりしかなかったのでお互い「とにかくやり遂げるのみ!」みたいな感じになってしまった気がします。
もちろん直接会った際には雑談や頑張りましょうね、とかの会話もありましたけど、もう少し励ましあえたら良かったと思うのです。

出来上がったコンテンツを見ていただいて、何のコメントも無く「ここを修正してください」だけでは、作る側としてはとても寂しいです。
例えば、料理を作って誰かに食べてもらって、何の反応もなかったら作った甲斐がないと言われたことがありました。
チラリとでも感想があったらとっても嬉しいし、同じ作業をするにしても、やる気の度合いが違います。(もちろんやるべきことは、きちんとやり遂げますよ!)
何より時間が足りないのが良くなかったですが、忙しいからこそ、心地良い環境で作業できたらと思います。
posted by 開発部Black at 18:27
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2008年10月29日

繁忙期 いよいよ今年もあと2ヶ月

開発部だより 第33回


こんにちは。
開発部 たっくんです。

SATT(m-Schoolも)は、どんどん大きくなっています。
開発部にも、新しい仲間が増えてます。ぴかぴか(新しい)
多分、近いうちにブログにも登場するんじゃないかな(笑)


タイトルにも書きましたが、例年、年末の納品に向けて忙しくなる時期です。
まあ、弊社の場合は、各プロジェクトの納品のタイミングが違うのですが、やはり、この時期は沢山の仕事が入り、複数の仕事をやりくりする為、一段と気を引き締めていかなければいけないのです。手(グー)

現在所属のシステム開発グループは、Attain3(LMS:ラーニングマネージメントシステム)のカスタマイズやインタラクションメーカーPro(SCORM対応教材作成ツール)のカスタマイズなどを主に行っていますが、システム関連のプログラムは大変!

Attain3は、FlashとColdFusionとデータベースを連携させたシステムで、FlashやColdFusionの知識だけなく、SQLやJavaScriptも使いますので、ついつい急いでいるとプログラムの書き方が混ざってしまって、あれれ?どうして動かないんだろう?って、考えてしまうこともあります。(笑)

プログラミングって、思考の迷路に迷いこんでしまうとなかなか抜け出せないんです。

そんな時は皆さんどうしてますか?

自分は頭を切り替えるために早めに帰ってみます。そして、寝ていると、時々、神が降臨します。起きると、「あっ!あそこが悪かったのかも」って気づく時があるんです。
こんな経験ありませんか?
自分だけですかね・・・


だから思うんです。

忙しい時こそ、休養も大事

そこで、たっくんが今注目している時事ネタをちょっと挙げてみました。
(唐突だな)(゜o゜)\(-_-)おい

「2008年度 日本シリーズ」
読売ジャイアンツ vs 埼玉西武ライオンズ
初戦は、東京ドームですので、すぐ近くでやりますよ。
【第1戦】11月1日(土) 東京ドーム 18:15
【第2戦】11月2日(日) 東京ドーム 18:15
【第3戦】11月4日(火) 西武ドーム 18:15
【第4戦】11月5日(水) 西武ドーム 18:15
【第5戦】11月6日(木) 西武ドーム 18:15
【第6戦】11月8日(土) 東京ドーム 18:15
【第7戦】11月9日(日) 東京ドーム 18:15

「X-TRAIL JAM IN TOKYO DOME」
東京ドームで開催される、世界最大級の屋内スノーボード国際大会。
クォーターパイプ&ストレートジャンプ!
この【一般販売】が、今週10月26日(日)10:00から販売されています。
2008年12月13日(土) - 14日(日)
・12月13日 クォーターパイプ国際大会
・12月14日 ストレートジャンプ国際大会

「東京競馬場にオグリキャップが来る」
個人的には、「競馬ブームをつくったあの「芦毛の怪物」オグリキャップ(牡、23歳)がやってくる。」も気になっています。
同日は、ジョッキーマスターズもありますね。
<オグリキャップ栄光の軌跡を辿る>
【日時】 11月9日(日) お昼休み(11:35頃の予定)
【場所】 パドック

<府中でオグリ放牧!>
【日時】 11月9日(日) 14:00頃〜15:30頃
【場所】 ローズガーデン内ホースリンク

最後まで読んでくれてありがとう!
次回は、まじめな話をしたいと思います(笑)

ではでは(^ ^)/""
posted by たっくん at 11:41
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2008年10月14日

お勉強もタイミング。

開発部だより 第32回


みなさまこんにちは。
DVDドライブが壊れたハードディスクレコーダーの録画可能残量がとうとう30分を切ってしまい、
ずっと録りためていた大好きな大好きな番組「タモリ倶楽部」を古い方から泣く泣く消しているという、
開発部(チ)です。

あ。みなさまにはどうでも良いようなご挨拶が長くなってしまい、大変失礼いたしました。
初登場です。ドキドキです。
主にeラーニング教材のディレクション&開発を担当しております。
しばしの間、おつきあいくださいませ。

夏あたりからここしばらくの間、高校生向けの数学教材の制作に携わっております。
高校生向けの数学、これがなかなか難しいんです。
…いえ、ただいまワタクシ若干の強がりを申しました。言い直します。
高校生向けの数学、なかなか難しいどころか、難しすぎます! ルート?パイ?同類項って何だったっけー!?(半泣き)

学校の勉強から遠ざかること数年、…いや十数年。情けないことにほとんど忘却の彼方。
いやまてよ。
ひょっとすると、あの頃の我が母校には数学という教科が無かったのかもしれない…。
それどころか、我が出身地の千葉県には数字という文化がまだ伝播していなかったのではなかろうか…?
そんなことを考えてしまう程、数学についての記憶が薄いのです。
よっぽど苦手な教科だったんだなぁ。

教材開発は、シナリオ原稿をもとに教材を作成し、それがひととおり出来上がったら、画面の内容や動作のチェックをします。
解説内容をチェックしつつ、じっくりと落ち着いて読んでいると、こんな事がどうして理解できなかったのか、あの頃の自分よ…、と軽く落ち込んでみたり、
あぁ、これはこういう事だったのか、ウムム!とちょっぴり理解できたような気がしたり…。

たとえ、気のせいだったとしても、何かを理解できた瞬間、スッと頭に入ってきた瞬間ってうれしいものですね。
お勉強にもタイミングってものがあるのでしょうか。
なんとなく今ならやれそうな、そんな気がします。
eラーニングで算数からやり直してみようかしら…。


つい先日、両親とテレビのクイズ番組を観ておりました。いま流行りのお勉強系クイズ番組です。
国語や社会の問題では、おのおの好き勝手に、ああだ、こうだ、と答えながらワイワイと楽しく観ておりました。
が、コーナーが変わり、算数の問題(数学ではなく、さんすう)になった途端、一転して皆が無口に。
父は、おもむろに新聞を読み始め、母は、「アラ、もうこんな時間。そろそろ明日の分のお米を研がなきゃ…。」などとブツブツ言いながら台所へ。
茶の間がしーんと静まりかえりました。
さっきまでのあんなに楽しかった一家団らんが嘘だったかのように!

「はっ!」
その時やっと分かりました。全てが理解できました。

算数・数学が苦手なのは私だけでは無かったんだ!、と。
あぁ、これはきっと遺伝のせいだったんだ!、と。

自分の努力の足りなさをさりげな〜く棚に上げつつ、妙なところで家族のつながりを強く感じてしまった開発部(チ)だったのでした。
posted by 開発部(チ) at 12:47
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2008年09月30日

JavaScriptからColdFusion コンポーネント(CFC)にアクセスする

開発部だより 第31回


こんにちわ!

ボイルしたソーセージにはマスタードではなく、絶対塩派の burnercrew です。
(美味しい塩をご存知の方、コメント待ってますw)


インタラクティブなWebアプリケーションの開発に、当り前のように Ajax (Asynchronous JavaScript and XML)が使用されるようになって久しいですが、ColdFusionにもバージョン8からAjaxに関する機能が追加されています。

そこで今回は、Ajax機能の核となるColdFusion Ajax CFC プロキシの使用して、JavaScriptからColdFusion コンポーネント(以降、CFC)の関数を呼び出す方法を簡単なサンプルを使用してご紹介します。


[サンプルの動作]
{applicationルート}/components/User.cfcに配置されたCFCの関数getNameをsample.cfmに記述されたJavaScriptから呼び出し、文字列"ユーザー名"を取得してJavaScriptの関数alertで表示する。

以下、サンプルのcfmおよびcfcファイルの内容になります。
[sample.cfm]
<!--- プロキシを作成 --->
<cfajaxproxy cfc="components.User" jsclassname="User">
<html>
<head>
<title>JavaScriptからCFCの呼び出し</title>
<script type="text/javascript">
var getUserName = function(){
// プロキシのインスタンスを作成します。
var u = new User();
//非同期呼び出し成功時のコールバック関数設定
u.setCallbackHandler(getUserNameResult);
//非同期呼び出し失敗時のコールバック関数設定
u.setErrorHandler(getUserNameFault);
//プロキシから、User.cfcのgetName関数を呼び出す
u.getName();
}
//非同期呼び出し成功時のコールバック関数
var getUserNameResult = function(result){
alert('成功 :' + result);
}
//非同期呼び出しエラー時のコールバック関数
var getUserNameFault = function(statusCode, statusMsg){
alert('エラー :' + statusCode + ', ' + statusMsg);
}
</script>
</head>
<body>
<script language="javascript">
//javascriptの関数呼び出し
getUserName();
</script>
</body>
</html>

[User.cfc]
<cfcomponent>
<cffunction name="getName" access="remote" returntype="string">
<cfset myResult = "ユーザー名">
<cfreturn myResult>
</cffunction>
</cfcomponent>

上記sample.cfmを実行すると、JavaScriptのアラートで「成功 :ユーザー名」と表示されます。


それでは、処理の流れを見てみましょう。
以下のようになっています。

1.sample.cfmの以下の部分でプロキシの作成
<cfajaxproxy cfc="components.User" jsclassname="User">

2.JavaScript内の関数getUserName内で、
プロキシのインスタンスを作成、コールバック関数を設定し、
User.cfcの関数を呼び出す。
// プロキシのインスタンスを作成します。
var u = new User();
//非同期呼び出し成功時のコールバック関数設定
u.setCallbackHandler(getUserNameResult);
//非同期呼び出し失敗時のコールバック関数設定
u.setErrorHandler(getUserNameFault);
//プロキシから、User.cfcのgetName関数を呼び出す
u.getName();



3.JavaScript内のプロキシのコールバック関数として設定された、関数getUserNameResult内でCFCから取得した文字列をアラート表示


実際にみてみると、CFCにJavaScriptからアクセスするのは思いのほか簡単なことがわかっていただけたと思います。

このサンプルでは単純な文字列を取得し、アラートで表示しただけですが、実際のアプリケーションでは、CFCからJSON形式等でデータを取得し、SpryやjQueryなどのJavaScriptフレームワーク、ライブラリを使用して画面に表示するといった場面が多くなると思います。
また、ColdFusionではタグのバインド式でSpryデータセットを直接使用したり、ColdFusionデータをJSON形式に変換する関数等も用意されています。


ColdFusionの導入で、Ajaxによるインタラクティブなウェブアプリケーションの開発も、ぐっと身近になるかも^-^

それではまたw

posted by ij at 17:55
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2008年09月16日

社内に撮影スタジオを新設

開発部だより 第30回

このプログで過去に紹介されましたとおり、SATTではオフィスの拡張が行われ、それにともない映像の撮影スタジオが新設されました。

00011.jpg

eラーニングでは様々な形式のコンテンツがありますが、映像を使用したものは、より具体的でわかりやすく学習効果の高い方式の一つです。社内のスペースに、専用に利用できる撮影スタジオが開設されたことで、使いやすくなった録音スタジオとあわせて、より応変な制作環境がととのいました。

なお、撮影スタジオでは次のような用途を想定しています。
・クロマキー処理を前提に、画像やアニメと組み合わせるための人物撮影
・Adobe Presenter等パワーポイントと組み合わせて制作する、講師などのビデオ撮影
・商品の撮影、また、取り扱い説明等を行う機械などの撮影

撮影スタジオではビデオカメラを用意しておりますが、もちろんスチルの撮影でも同じようにクロマキー処理を行うために使用できます。

実際に、このスタジオを使用して撮影したコンテンツは次の機会に改めてご紹介いたします。
posted by 開発部OliveDrab at 17:53
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2008年09月02日

ColdFusion サーバ設定 〜お役立ち3〜

開発部だより 第29回

今回も、ColdFusionのデバッグ時のお役立ちについて、ご紹介します。

ColdFusionは、CFデバッグ情報が画面上に表示されたり、Flash Remoting使用時は、NetConnection Debuggerで確認できますが、これは、自分で実施しているときしか確認できないので、不特定多数の人がアクセスしてエラーが出た場合に、同じ画面を表示してもエラーの原因が特定できないということが発生します。

エラーは、CF admin の「ログファイル」から確認することは可能ですが、場合によってはファイル名と、「データベースクエリーを実行する際のエラーです。」という情報しか表示されていなかったりと、詳細が分かりにくい場合があります。

そこで、役に立つのが、<cflog>です。<cfcatch>、<cftry>と一緒に、不具合の出ているファイルで使用すると、エラー内容の詳細を「ログファイル」の「application.log 」で確認することができます。

【記入例】
<cftry>
クエリー文
<cfcatch type="any">
<cfoutput>
<p>#cfcatch.message#</p>
<p>#cfcatch.detail#</p>
</cfoutput>
</cfcatch>
</cftry>

cfcatch.sql でSQL ステートメントのエラー表示、cfcatch.messageでCFからの診断メッセージ表示、という形で、任意のエラー内容詳細を確認できます。
posted by 開発部 blue at 13:14
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