『教育とITで企業の経営を革新』
駿台グループのITラーニング専門企業 SATT (エスエイティーティー) が明日をサポートします。

2010年06月08日

ColdFusionで構造体にキーを追加する時に注意したいこと

開発部だより 第88回


こんにちは!

iPhone4の鬼スペックぶりに、思わず3GSを遠投しそうになった ij です。


今回は、ColdFusion(以下、CF)で構造体にキーを追加する時に注意したいことをご説明したいと思います。

読者の皆様はCFで構造体にキーを追加する時、どのようにしていますでしょうか?

「そんなのStructInsert()を使うでしょ?」

と即答されそうですが、実は StructInsert() を使わなくても出来てしまいます。

下記のコードをご覧ください。
struct1、struct2という2つの構造を作り、同じ名前のキーを追加する簡単なサンプルです。

<cfscript>
//StructInsert()を使う
struct1 = StructNew();
StructInsert(struct1,"prop", "SATT");

//StructInsert()を使わない
struct2 = StructNew();
struct2.prop = "SATT";
</cfscript>

struct2の方は、StructInsert()を使っていませんが、エラーにもならずキーを追加出来てしまいます。

一見するとstruct1、struct2 ともにキー"prop"が追加されたように見えますが、実は違います。

以下のコードでダンプしてみましょう。

struct1<br />
<cfdump var="#struct1#" />
<br />
struct2<br />
<cfdump var="#struct2#" />

結果はこうなります。

20100608SATTblog_cfdump.jpg

StructInsert()を使わなかったstruct2のキー"prop"が大文字になっていますね。
*ColdFusionの設定によっては上記のような結果にならない場合もあります。

CFで完結するアプリケーションであればあまり気にする必要は無いのかもしれませんが、RemoteObjectを利用して値をFlash、Flexアプリケーション等に返す場合は、当然の事ながら大文字/小文字を区別するので注意しなくてはなりません。

普通にStructInsert()を使用していれば、まず問題にはならないのですが、FlashでActionScriptを記述しているところからColdFusionを使い始めた私は、ついつい上記のサンプルコードのstruct2のような記述をしてしまいハマる事がありました^^;


教訓:面倒くさがらずにStructInsert()を使いましょう(笑


ではまた!!


posted by ij at 14:27
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2010年05月25日

歯科医院でお勉強

開発部だより 第87回


こんにちは。
もうすぐ6月ですね。
6月4日から10日まで、「歯の衛生週間」となっています。
昔は「6(む)」と「4(し)」にちなんで「虫歯予防デー」とされていたようです。
今でも6月4日は虫歯の日だと思っていました。

さて、私は歯医者さんへ定期的に通っているのですが、そこでは各治療台(席)ごとにモニターが置かれています。
そのモニターには、患者さんのカルテを表示する以外は、歯や治療に関するムービー(って程でもないのですが)を流しています。
自分で操作ができないようになっているため、眺めるだけなのですが、職業柄気になってしまい通院のたびに観察しています。

・自動ページ遷移:何も操作しなくても、数十秒ごとに自動で次のページに進んでいく。
・カテゴリごとに章分け、ページ分けされている。
・トップページは不明:全200ページくらいあるので、カテゴリごとにジャンプできたりしないのかなぁ、と考えます。(そもそも操作ボタンがなかったような…デバッグモードみたいなのがあるかもですね)
・画面が見やすい:文字が大きく、あまり長文でなく、イラストがかわいらしい。全体的にすっきりしていて、万人向けなイメージです。部分的に「悪化するとこうなります」というのがある場合は症例等の写真が載せられています。→危機感があおられる感じ。
・作成ソフト:Flashではないと思います。ディレクターとか、オーサウェアとか、そういう感じ。画面上の動きはほとんどなく、画面の切り替えははシンプルです。
…ざっとこんな感じでしょうか。

普段作っているコンテンツとはまた違ったものでして、なかなか眺めているのも面白いです。
歯や口腔内について学ぶこともなかったので、ためにもなります。
残念なのは、治療に入るとそのムービーが見られなくなること。
ま、仕方ないですけど。

歯医者さんへ通院して学ぶのも良いですが、できればあまり通わずに済ませたいところです。
皆様も歯磨きはしっかりと。
posted by 開発部Black at 11:33
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2010年05月12日

Adobe Air2.0 最新情報

開発部だより 第86回

もうすぐ公開されるAdobe Air2.0の新機能について、ご紹介します。まずは、NativeProcess クラスについて。

これは、Air2.0では、Windowsのコマンドプロンプトの標準入出力が使用可能になるというものです。例えば、C言語で作成したEXEと連携したり、この応用で、DLLを使用することも可能です。
(→ C言語で取得可能な値は、Air2.0にて取得可能となります。)

この機能を使用する場合は、「-app.xml」ファイルにて、以下の記述が必要です。
<supportedProfiles>extendedDesktop</supportedProfiles>
また、インストーラも拡張子.airでなくて、.exe(windows)や.dmg(MAC)になります。
インストーラの作成は、現状、FlexやFlashのメニューからではなく、これもコマンドプロンプトのコマンドラインを使用して行います。amxmlc(swf化)、adl(「-app.xml」にてアプリチェック)を実行して、adtにて、パッケージを作成となります。

Adobe社サイトなどに、Air2.0のサンプルが多数あがっていますので、みなさんぜひ、チェックしてみてくださいねっ☆
posted by 開発部 blue at 11:26
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2010年04月21日

いま、農業がアツい!

開発部だより 第85回


みなさま、いかがお過ごしでしょうか? 約4か月ぶりの登場、開発部(チ)です。 春は期間限定のお菓子が続々と発売され、ウッキウキな今日この頃です。

前回の登場(第75回)から今回までの間に、「農業マーケティング」の教材制作に携わっておりました。
「メンタルヘルス」の後に「農業」です。
扱う内容がガラッと変わりました。
本当に、いろいろな分野でeラーニングが活用されていますね。なんだか、うれしくなってしまいます!

その教材は、生産者(農家)に技術的な支援を行う「普及指導員」という立場の方へ向け、生産者へのマーケティング活動支援の解説と実際の成功事例などを紹介したものになっています。

生産者に「マーケティング」を実践してもらって、収入アップを目指すっ!といったところでしょうか。

教材制作にあたって、専門家の先生や、「普及指導員」の方々にお話を伺う機会がありました。
みなさん、とてもアツいココロを持った方々ばかりで、農業マーケティングへの思いを熱心に語ってくださいました。
  『人を動かすには、まず自分から。』
農業マーケティングに限らず、色々な場面でココロにとめておきたいと思ったイイ言葉です。

身近なところでは、定年を過ぎた父が「農業」に興味を持ったようで、去年あたりから、親戚の畑の一画を借りて、「さつまいも」を作り始めました。

一年目は初めての事で、あまりうまくいかなかったみたいです。
(…とはいえ、ちょびっとでも自分の畑から収穫できたことがうれしかったらしく、ヒョロヒョロのおいもを家族へ勧めるのには、母も私も閉口しました。)

二年目の今年、「今度こそは、豊作だ!」と、農業関係の書籍や園芸関係のテレビ番組を見て、それはもう熱心&楽しそうに勉強しています。
時々、「肥料の○○について、インターネットで調べてよ。」などとと頼まれる機会も出てきました。
「おいしいおいもを作りたい!」、という熱意が、だんだんおじいさんに近づきつつある父を動かしているようです。
そろそろ父にパソコンを買ってあげた方がイイのかもしれません。
そして、「ヒョロヒョロじゃない、丸々とした甘くておいしいさつまいもの作り方」なんていうeラーニング教材があったら、ゼヒとも父に受講してもらいたいものです。

「素人園芸家」をエンジョイしている父の姿に、「いつまでも元気でね。」なーんて思ったりする、ニワカ孝行娘の開発部(チ)でした。
posted by 開発部(チ) at 15:33
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2010年04月12日

Adobe CS5 発表!

開発部だより 第84回


とうとう発表になりましたね、「Adobe CS5 日本語版」手(チョキ)
βテストが始まってから、ずいぶん待たされた感じがしますが、期待にこたえられる製品になっているのでしょうか。

製品コンセプトとして、次の3つを掲げていますね。
1.デザインの境界線を越える新製品・新機能
2.より速く、より精細に
3.新しいオンラインサービス

ラインナップで目を引くところでは、新アプリケーションの「Flash Catalyst CS5」がすべてのスイートに提供されていますね。
「Flash Professional CS5」もすべてのスイートで提供されるので、Flash作成ツールが2種類(「Web Premium」では、「Flash Builder」も入っているので3種類!)入ることになります。
プログラマー向けのFlash(Builder)とデザイナー向けのCatalystと棲み分けを想定しているのでしょう。
iPhone向けのネイティブ(?)アプリが書き出せるというのも興味あります。
ただ、CS4まであった「Web Standard」がなくなってしまったのは残念。素材はデザインチームが作ってくれるので、私が「Photoshop」や「Illustrator」を使うことはほとんどないので「Web Standard」で十分だったのですがふらふら

「より速く」というのは、「Premire」や「After Effects」の64ビット対応を指しているのでしょうか。
個人的には、Flashの動作を何とかしてもらいたいものです。CS4では、何をするにも遅くって・・・もうやだ〜(悲しい顔)

「新しいオンラインサービス」は・・・よくわかりません(^_^;

発売は5月28日です。早く触ってみたいですねわーい(嬉しい顔)
posted by 開発部リーダー at 23:00
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2010年03月30日

業界独自

開発部だより 第83回



春到来っexclamation&question
開発部pinkです。


今日はコンテンツ制作中のお話を。

eラーニングコンテンツでは、ナレーションと画面で解説などを行う…というパターンがあります。

この「ナレーション」。

ナレーターさんに読んでいただくわけですが、録音現場には、可能な限り、お客様の立会いをお願いしています。

なぜなら、その業界独自ひらめきのイントネーションがあるからです。


身近なところだと。。。

コンピュータ用語の「ファイル」



文房具の「ファイル」


ね、イントネーション違うでしょ?目



そして、イントネーションだけでなく、辞書を引いても載っていない業界独自の用語もあります。


例えば「カツゼツ」

言葉がはっきりしないと「カツゼツが悪い」なんて言いますよね。
この「カツゼツ」。漢字にすると「滑舌」。
実は、業界用語。放送とか、演劇とか、しゃべり業界カラオケの用語らしいです。

…とは言え、近頃、一般的になっているので、載ってる辞書本もあるらしいですけど。



そんな感じで、一発で変換できないような業界用語もeラーニングでは、沢山出てきます。
辞書を引いても載ってなくて、お客様に確認することも良くあります。

今は、ネットで検索すると出てきますけどね手(チョキ)

ちょっと、面白いな〜と思ったりしてあせあせ(飛び散る汗)
posted by 開発部pink at 18:08
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2010年03月16日

三角関数は食べられません。

開発部だより 第82回



愛を下さい。
愛、足りていますか?
どうも、開発部「振り返れば子猫がいる」です。
さて、いきなり30過ぎの心の叫びから始まりました、今回の開発部だよりですが、今回は三角関数を使った簡単なアニメーションを紹介してみたいと思います。

三角関数と聞いていきなり読む気が無くなったそこのあなた!
大丈夫です!なにしろ私自身が高校時代は数学が大嫌いで、テスト時に
x=せつなさ+いとしさ+心強さ
y=心意気
よって x+z = みちのく一人旅 
のような事を書いたら大幅な減点を喰らい、−15点という、のび太でも到達出来ない新記録を樹立した事があるくらいです。

なので、ここでは三角関数といっても加法定理やら、第一象限やら、小難しいことは一切必要ありません。いきなり実用の説明です!

で、今回説明するのは
Mathクラスのsinとcosというメソッドです。
きました!きましたよ、サインです!コサインです!こんちきしょうです!
といっても恐れる必要はありません!

Math.sin(引数)
Math.cos(引数)

この関数は「数字を引数にとり、引数に応じて-1から1までの値が返ってくる。」
今回はこれだけ理解すればOKです。

では実際に下のサンプルで確認してみましょう。


どうですか?引数に同じ数字を代入した時、Math.sin()とMath.cos()の返り値の関係が円のようになっているのに気づきましたか?

それが分かればOKです。ではそれをアニメーションに応用してみましょう。
下のサンプルは引数にENTER_FRAMEで0.1ずつ増やした値を代入し、その返り値を天使の座標としているだけです。
※楕円にするには、それぞれの返り値に違う値の定数をかけています。


いかがでしたか?
かなり省略して説明しましたが、興味がある方は是非更なる三角関数のアニメーションにチャレンジしてみて下さい!
あ、スクールに通うのも手ですよ。・・ぐへへ、宣伝宣伝。
http://m-school.biz/
posted by 振り返れば子猫がいる at 19:14
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2010年03月02日

PowerPoint書類をSCORM教材に

開発部だより 第81回


eラーニングコンテンツの元になる教材(シナリオ)をPowerPoint書類で用意されているとき、これをSCORM教材化するのに比較的手軽な方法として Adobe Presenter を利用するという方法があります。

Adobe Presenterは、フレーム(コンテンツを動かすための枠組み)、Flashアニメ、マニフェストファイルなどを自動的に作成してくれるので短い時間でSCORMコンテンツパッケージを完成させることができます。
一定のフォーマットで自動作成するのでフレームのデザインを変えることや、細かいアニメの指示までを出すことまではできませんが、専門的な知識が少なくてもSCORM教材を作れるメリットは大きく、内製化の一つの手段として有効です。

昨年、Adobe PresenterでSCORM教材を作る機会がありましたが、SCORMのための設定が意外と多く、特に問題(クイズ)を作る「クイズマネージャー」の部分はかなり良くできているように思いました。
この部分は意図した動きになるまで、少し試行錯誤しましたが、Presenterに設定値を入れていくとPowerPointの中のスライドにSCORM対応のクイズが作られる、というプロセスは面白いものでした。もちろんSCORMのためのスクリプトやマニフェストを書く必要もなかったので大変スピーディにコンテンツ化できました。

Presenter-q.png

Presenter-quiz.png
運用したいSCORMコンテンツが一定のフォーマットでも良い、という条件であればPowerPointとPresenterの組み合わせは試す価値があります。

ちなみにAdobe Presenterはツール単品で販売している他にも、SATTで取り扱っているソリューション、Adobe Acrobat Connect Proに同梱されていますし、楽天のshopSATTで販売しているAdobe Acrobat 9 Pro Extendedにも同梱されています。
posted by JU@開発部 at 19:40
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2010年02月16日

ACE資格試験 Dreamweaver CS4 が開始

開発部だより 第80回


こんにちは!
システム開発部のたっくんるんるんです。
最近は、FlexやColdFusionを駆使しながら、データベースと格闘しています(笑)

忙しい日々のなかで、本記事の執筆は、頭を切り替えるひらめきという意味でいいんですよね〜

と言うことでたまには、技術的な話から離れて、こんな話です。


最近メールをチェックしていたら、アドビよりこんなお知らせが!!

◆Adobe Dreamweaver CS4 アドビ認定エキスパート(ACE)試験配信開始のご案内◆



Dreamweaverのイメージ画像おおexclamation×2
ドリCS4のACE試験が開始されたとのお知らせでした。

ACEとは、アドビの製品毎の専門的な知識があることを証明する資格なんですよ。

で、これがバージョン毎の資格となっていて、新バージョンが出ると更新する必要があるから大変あせあせ(飛び散る汗)
最新の知識・技術とその製品の熟練度が問われるんですよね。

まあ、製品に関して言えば、実務で使う部分と知識として覚える部分が微妙に違うので、普段からCS4を使って作業していても、油断大敵なんですよね〜

別に資格にとらわれる必要はないと思うのですが、ぴかぴか(新しい)モチベーションの向上ぴかぴか(新しい)自分の知識と技術力のアピール、そしてぴかぴか(新しい)競争相手との差別化など、厳しいこのご時勢を乗り切るひとつのツールと考えるのもいいのでは?

私の場合、ACI(アドビ認定インストラクター)の資格更新の為にも、必要となってくるので、近々試験を受けないとな〜あせあせ(飛び散る汗)と、考える今日この頃でした。わーい(嬉しい顔)

詳しくは、↓
http://www.adobe.com/jp/support/certification/ace.html

ではでは
posted by たっくん at 15:32
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2010年02月03日

「情報セキュリティ月間」の新設

開発部だより 第79回


1月29日、内閣官房長官から本年度より毎年、2月1日〜28日を
「情報セキュリティ月間」
と定めるとの発表がありました。
(参考)内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)のサイト
http://www.nisc.go.jp/

これを機会に今月は身の回りの「情報セキュリティ」の再確認を行いたいと思います。

「情報セキュリティ」というのは、
情報の
 機密性 (Confidentiality)
 完全性 (Integrity)
 可用性 (Availability)
の維持.
とISO/IEC 27002によって定義されています。
これらの維持のためにはどんな対策をすべきでしょうか。

内閣官房情報セキュリティセンターからは、最低限行うべき項目として「情報セキュリティ対策3か条」
 1. ウイルス対策
 2. ソフトウェアのアップデート
 3. パスワードの管理

が挙げられています。
http://www.nisc.go.jp/ism/pdf/3kajo.pdf
このPDFの中で、それだけでは全てのトラブルは防げるものではない、とも明言されています。
特に企業・学校・官公庁などの組織内ではこれらだけでは不十分であると容易に推測できます。
社員の情報漏えい防止の意識向上などを図る必要もあるでしょう。

SATTでは各個人が「情報セキュリティ」に気を配るよう、社員の考案した共通標語などを用いて意識を高める努力を行っております。
また、2008年6月にプライバシーマークを取得、もちろん現在も更新・継続中であります。継続の規定としてSATT従業員は年一回以上の研修を受けており、「個人情報の保護」という点の実施は厳粛に行われています。

また、SATT開発部では情報セキュリティのeラーニングコンテンツの制作に携わる機会も多くあり、その内容の中で情報の紛失、漏えい、改ざん等の被害の大きさは、知らなかったでは済まされない、非常に大きなもの(経済的損失・信頼の失墜 等)であると、制作作業の中でも強く認識されます。

さて、「情報セキュリティ」の定義の一つ目、情報の機密性のためにセキュリティ強度を高めることは大切です。しかし、ただそれだけを求めることでは、「情報セキュリティ」の問題解決になるものではないのも現実です。
例えば、パスワードを覚えきれないほどに長くすることは現実的でしょうか?(例えばフレーズが最大128文字の環境で最大文字数で利用)

私たちIT関連業務やPCを日常的に利用する業務の従事者は、セキュリティ強度と業務効率のトレードオフをも常に考慮に入れなければなりません。
また、業務の中で「情報セキュリティ」に関する適切な判断が問われることも多く、そのためにはセキュリティに関する情報には関心を持ち続けている必要があると感じます。

以上の点を踏まえると、いくら強固なセキュリティ環境の下にあってもやはり油断は禁物。
情報があふれ、さまざまな脅威にさらされている現代社会では公私共に常に「情報セキュリティ」には配慮をする必要があります。

内閣官房情報セキュリティセンターのページには「開発・運用管理者向けサイト集」情報がまとまっています。
IT関連の企業の方はこの機会に職種の専門性に合わせたリンク先に目を通されると大変役立つかと思います。
http://www.nisc.go.jp/websites/kaihatsu.html

一般のユーザー向けのリンク集はこちらです。
http://www.nisc.go.jp/websites/ippan.html
posted by JU@開発部 at 11:14
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