開発部だより 第118回
うーん、暑い日が続きます。お盆も終わりです。
さて、お盆が終わりと言えば、夏休み終わりまでの恐怖が少しずつ迫ってくるころにもなります。
何が恐怖かっていうと、「ザ・夏休みの宿題」です。
ドリルなどはわりと力業でサクッとできるものの、「読書感想文」、「自由研究」などがやっかいです。
私は本当にこれが悩みのタネで、夏休み前から悩み、夏休みなんかこなきゃいいのに、と思ったくらいでした
(学校の普段の勉強が楽だと思っていました)。それぐらい、「読書感想文」、「自由研究」はつらい存在でした。
結局はやらざるを得ないので、ヒーヒー言いながら「テキトー」に仕上げるのが常でしたが、
大人になって多少の知恵がつき、今にして思えば「テキトー」でも、もう少し良いやり方があったのではないかな?と考えまして、私なりに自由研究の攻略法を纏めてみました。
◎手作り感がありながら、手間がかからず、先生を納得させる(もっと言えば唸らせる)ネタ
植物、昆虫などの生物観察モノ、化学実験モノなどいろいろありますが、一番手っ取り早いのは「料理」ではないかと思います。
「パンがなぜふくらむか?」なんてのは、とっても良いのではないでしょうか?
パンを普通に作っておいて、あとはイースト菌の働きについて調べるだけです(ただし、「パンを作る行為」は、「イースト菌の働き」への結論づけに弱い気がしますので注意)。
また、最近は科学実験セットが書店などで販売されており、非常に楽ではりますが、少々オリジナリティに欠けるのと、なによりも他の子と「カブる」可能性があるので、注意が必要かと思います。
(使用する場合は、保護者同士で打ち合せしておく必要あり。笑)
◎実験結果と結論は予め調べておく
迷わず google 先生に聞くことにしましょう。
(昔は、図書館に行ったものですが、猛暑ですので体力を消耗しますし。)
また、当然のことながら、これからの夏休みの自由研究は、時間の制約などを考慮すると結論が見えていることをやるべきです。
◎レポートの構成
(1)内容の概要(A4用紙半分くらい)
(2)仮説(複数列挙するのがよい、A4用紙半分〜1ページくらい)
(3)手順の説明(A4用紙数枚)
(4)何でそうなるかを調べたこと(インターネットで調べる、A4用紙1〜2ページくらい)
(5)まとめと感想(A4用紙1ページくらい)
※文章は基本手書き。
※実験最中は、デジカメで撮影した画像をプリントして貼り付ける。これで「実際にやった感」を表現することができる。
※説明文などのところは、手書きのイラストや図を入れる。