『教育とITで企業の経営を革新』
駿台グループのITラーニング専門企業 SATT (エスエイティーティー) が明日をサポートします。

2009年03月04日

eラーニングと映像[5]

開発部だより 第47回


 eラーニングと映像、前回までは「映像を使用したeラーニング」のコンテンツ形式と特徴について述べました。eラーニングで使用する映像は、HTMLページやFLASHと組み合わせて極めて自由度の高いページが作成できますが、その反面決まりきった型が無いため実際の制作ではその仕様を目的と使用可能な技術などで総合的に考えなければなりません。
 そのため今回からは、主にeラーニングで使用する映像を作成するために役に立つ知識・技術について紹介していきたいと思います。

■映像制作のターゲットついて
 映像の制作を行うということについては、個人ごと持っているイメージはかなり大きな幅があると思います。難しい技術で専門家と専門の会社が行うものだと思っている方もおられるでしょうし、家庭用ビデオカメラとWindows付属の映像編集ソフトで簡単に加工できると考える方もおられるでしょう。
 これらを総合して話を進めますとなかなか収拾がつきそうにありませんが、どちらも技術的な面で最初に考えなければいけないは「何で再生するのか?」という点です。

 ここでのお話はeラーニングで使用する映像が主ですので、その答えは「PC」となるわけですが、場合によっては「モバイル端末」となるかも知れません。
 PCとモバイル端末では使える技術も画面の解像度も同一ではありませんので、当然制作するものも変わってきます。
eラーニングから話をそらして「何で再生するのか?」を「テレビ」とした場合は、「NTSC」(従来のアナログ放送)、「ハイビジョン」、「ワンセグ」などとなります。
 テレビ放送の場合は「ワンソースマルチユース」で各形式に対応するのが理想なので、最も画質の高い映像形式で記録して、必要に応じダウンコンバートする等対応のパターンが考えられます。

 eラーニングでもひとつの素材から「PC」「モバイル端末」両方のコンテンツを製作するような場合は同じ考え方でよいでしょうが、それは稀なケースと思われます。基本的にはひとつのターゲットに絞って制作を進め、状況に応じて仕様の変更に対応できるように考えるべきでしょう。
と言いましても実際には使用できる機材も形式も限られますので、必要とされる映像の解像度と予算を考慮して機材等を選定することになります。

次回以降はビデオカメラ・映像編集などの個別項目で、もう少し詳しく述べたいと思います。
posted by 開発部OliveDrab at 13:00
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2009年03月02日

「SCORMアセッサ講習会」に参加してきました。

開発部だより 第46回



ひなまつりになると小学生の頃、給食に出た「三色ゼリー(菱餅色。ちゃんと菱形)」を思い出す開発部pinkです。

さてさて。。。
2月16日(月)、17日(火)に行われた「SCORMアセッサ講習会」に参加してまいりましたので、そのお話を。

会場に入ると(普通の会議室です)、なるほど。。。ちゃんと定員でした。
ホントは去年の8月に受けようと思っていたのですが、出遅れましてあせあせ(飛び散る汗)早々に定員に達してしまいましたので、そんなに人気なのか?と。
…そんなに人気あるんですねぴかぴか(新しい)
参加している方の男女比は、男性:女性=4:1ってところでしょうか。

机の上には、分厚いテキスト本や資料が載っています。
「SCORM 1.2概要」「SCORMランタイム環境」「SCORMコンテンツアグリゲーションモデル」もあります。

カリキュラムは
・SCORMアセッサ制度
・SCORM 1.2規格の見方
・SCORMコンテンツの基本的な作成方法
・SCORM適合コンテンツの試験・申請方法
・相互運用性の問題の解決
・相互運用性の問題の解決・eラーニング標準化技術
・修了試験
・SCORM 2004適合コンテンツの制作
でした。

短い時間ですので、分厚いテキストを端から端まで説明していただくことはできなかったのですが、講師の方から実体験をまじえたお話を伺えました。
思わず「そーなの、そーなの」とうなづいてしまったり、笑ってしまったりわーい(嬉しい顔)

2日目の午後には、メインイベント(?)の修了試験がありました。
この試験で合格すれば、「SCORMアセッサ候補者」となり、その後、申請をして「SCORMアセッサ」となります。


試験は…いや、難しいっすよ。ヤバイっすよ。どないしましょ?もうやだ〜(悲しい顔)って感じでした。


が。。。
SATTから参加した3名は全員合格でした手(チョキ)
ただいま、「SCORMアセッサ」申請中です。
もう少し、お待ちくださいませ。
posted by 開発部pink at 14:09
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2009年02月17日

Flex BuilderとFlashリモーティングのデバッグ

開発部だより 第45回


こんにちは。システム開発Gのたっくんです。
現在は、Adobe FlexFlashColdFusion を連携した LMS(ラーニングマネージメントシステム)の開発でいっぱいいっぱいです。

本当は、Adobe MAX Japan 2009 も行きたかったんですが、仕事が忙しくていけませんでした。
たいちょの記事を見ていると、おもしろそうだった・・・残念もうやだ〜(悲しい顔)


たまには技術的な?事を書いてみますね(笑)
Flex BuilderFlashColdFusion(とデータベース)のデバッグ関連をご紹介しますね。

以前からそれぞれのツールを使っている人には当たり前かも知れませんが、
初心者の方は是非試してみる価値ありですよ。

■Flex Builder


20100218_flex01.jpgやっぱり、デバッガー(デバッグボタン)を使いますね。

プログラムの誤りがありそうな場所にブレイクポイントを置いて、チェックですね。
変数の内容や発生したイベントの情報を知ることが出来ます。

20100218_flex02.jpg

初めての方がよくハマルのが、「デバッガーが動かない or 動作エラー」が表示されることですね。

[ 原因 ] 
FlashPlayer が最新バージョンになっているが、Flex Builder のデバッガーが最新になっていない。


[ 対処方法 ]
Adobeのサポートサイトで、デバックプレーヤーの最新版(Adobe Flash Player 10 デバッグ版)を取得する。

(ただし、インストール前に、古い FlashPlayer をアンインストールする方がいいそうです。)

■ColdFusion


cfmのデバッグなら、ColdFusionの管理画面で、「 デバッグとロギング > デバッグの設定 」から [ デバッグの有効化 ] にチェックをいれて、画面上に表示する方法があります。

20100218_cf01.jpg

cfc(Flashリモーティング)の場合は、エラーが発生する可能性のあるスクリプトを下記のcftry、cfcatchで、エラーをフックして、「 デバッグとロギング > ログファイル 」から、[ application.log ] を参照する方法があります。

20100218_cf02.jpg

サンプルコード

<cftry>
  <!--- ここにCFの構文を書く --->
<cfcatch type="any">
  <!--- ログの書き込み --->
  <cflog text="#cfcatch.message# #cfcatch.detail# #cfcatch.sql#" type="error">
</cfcatch>

※ブログの表示する為に、タグの<>は全角にしています。


■Flashリモーティング関連( コンテンツとサーバー間のデータのやり取りの監視目


うちのグループでは、『 Charles 』というソフトを使っています。

20100218_carles.jpg

このソフトは、サイトで保存している Cookie(サイト訪問時のデータの一時保存)や cgi などのサーバーに送信受信されるデータなどを目見ることができます。


サーバーとのデータの受け渡しに成功しているかチェックする為に、このようなソフトが1本あると、非常に便利です。るんるん


上記のようなデバッグの手法を使って、日々の業務を行なっています。
当分は忙しい毎日ですが、プログラミングをしていて、1回で思い通りの動きをした時は、とてもすっきりぴかぴか(新しい)するので、そのわーい(嬉しい顔)気持ちいい瞬間を求めて、頑張っています手(グー)(笑)


posted by たっくん at 14:47
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eラーニングと映像[4]

開発部だより 第44回


 映像を使用したeラーニング、今回は「映像を部分的に使用するもの」について考えていきたいと思います。

 動画を主に使用したeラーニングコンテンツはテレビの教育番組を見るのに近いのに対して、テキストが主のeラーニングコンテンツは書籍を読むことに近い学習方法です。文章なら学習者は自分のペースで読み進めることができますし、制作者はワープロで制作した原稿をそのままWebページに変換すればよいので比較的作業は容易です。

しかし文字の表現力であらゆるものを伝えることは難しく、必要な場合はその他の表現手段を用いてその弱点を補うことになります。書籍では図表や写真がそれです。そしてeラーニングコンテンツではこれに映像を加えることができます。代表的な使い方は以下のとおりです。


・文字では伝えにくい内容を見せる

 これはすぐにご想像できると思います。例えば機材の操作を説明しようとする場合、文字の情報にてその手順や操作方法を説明するよりも実機を写した写真を提示するほうが理解は容易になります。更に映像になっていれば、前記のものにくらべ操作のタイミングや力の入れ具合、操作後の反応等を細かく伝えられます。

 他にも物理や化学実験の提示、楽器の模範演奏などさまざまな映像が有効です。

基本的には文字情報を読んで学習をしてもらうが、必要に応じて映像で補足するといった使い方です。


・講義を担当する者の言葉を伝える

 文字は大変優れた言葉の伝達手段ではありますが、本来人間が人間にものを伝えるということを考えると、文字そのものには含まれない微妙なニュアンスは欠落せざるを得ない言う側面があります。情報で凝縮されたコンテンツでは無機質なものになりがちです。

大学の講義など、その講義を行っている人が誰かということが重要である場合もあり、その場合の対策を考えると映像の使用は有効な選択肢です。具体的な方法は、学習の主内容はテキストなど文字ベースを読んで進めてもらい、それを行う際の注意点や着眼点等を講師の言葉で直接語っていただき短いビデオにします。

このビデオを最初に見てもらうことにより、学習者のモチベーションを高め、学習効率の向上が期待されます。

 全編動画で構成されたリッチコンテンツ形式はeラーニングとして有効な手法のひとつではありますが、内容によってはテキストが主体であるほうが有効なこともあります。必要な情報は部分的に動画で提供できるという選択肢があれば、制作側はより柔軟に教材を計画でき、受講側はより理解の深い学習が行えるでしょう。

 なお今までも部分的には触れていましたが、長時間のビデオを配信には通常そのための機能を持ったサーバーを用意するのが一般的です。しかし部分的に短い映像を配信するならば、Web用サーバーからのダウンロード配信での対応も実用的です。そういった面でも部分的な映像の使用は敷居が低いと言えます。

 ここまで数回にわたり映像を使用したeラーニングの種類と特徴についてはお話をさせていただきました。
posted by 開発部OliveDrab at 13:40
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2009年02月04日

はじめてのDS

開発部だより 第43回

はじめまして、今回から初参加の 振り返れば子猫がいる です。ヤツはいません、いるのは子猫です。振り返ったら裕二ではなくて子猫がいるんですよ?想像してみて下さい。どうですか?幸せな気持ちになったなら私と同じ猫好きです。

猫好きのみなさんも、猫嫌いのみなさんも(いるのかな??)よろしくお願いします。

さて、いきなりなんですが、ひょんなことから昨年末に私、任天堂DSを手に入れました。しかも無料で!!

え?自慢かって?はい、自慢です!!いい歳して帰り道で軽くステップを踏んでしまいました。で、まぁせっかく手にいれたんだから早速なにかソフトを買ってやってみようという事で、「ユーキャン ペン字トレーニングDS」という美文字トレーニングのソフトを買ってみて、さらに、もうDSでは定番の「英語漬け」を姉から借りてみました。

感想は・・・いまさらなんですが、DSすごい!!これは人気確かにでますね!!
以前から字が汚いのを気にして何度かペン字の本などを読んだり、練習したりはした事があるんですが、すぐやらなくなった経験があります、が、今回は継続してます!!

これはなんでしょう?新しいもの好きだから、ゲーム世代だから、単純だから、と色々と考えられますが、とりあえず今回は続いています。パソコンでの文章なんで、ひらがなの「た」と「こ」がお見せ出来ないのがとても残念です!

そういえば、以前ちょっと塾の先生のまね事などをしていたのですが、その時も普段から宿題をよく忘れたり、家で復習をやってこない子がクリスマスにDSと漢字検定のソフトを買ってもらって漢検の4級だかを取ったのをみて、DSパワーに驚きましたが今では納得です。

うーん、やっぱりこれからは教育現場にもどんどんこういったeラーニングが浸透していくのでしょうね。実際、中学高校、大学などで英語の授業にDSを導入する所も増えてきているみたいですし。

他にも私がいた塾ではないのですが、黒板が大きなスライドになっていてタッチするとそこがアニメーションになって教える事が出来るなんて塾もありました。理科や、数学の図形などイメージでとらえる所など本当に分かりやすく、見させていただいた時は一言「こりゃ負けた」と思ったのを今でも覚えています。

時代は流れていくものですねー。私が子供の頃にはとても考えられないです。
ただ「ペン字」「英語漬け」に新たに仲間に加わった「ゼルダの伝説」の時間が最近じわじわと伸びてきている自分をみて、やっぱり時代がどう変わろうと大切なのはやる気なんだなと思いました。(苦笑)
posted by 振り返れば子猫がいる at 13:37
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2009年02月03日

eラーニングと映像[3]

開発部だより 第42回


映像を使用したeラーニング、今回は「映像にPowerPoint等の資料を連動して表示させるタイプ」について考えていきたいと思います。

ブロードバンドと言われる高速回線が普及する前より、eラーニングの世界では映像を使用した教材がつくられていました。この時代、映像をストリーミング再生をするためにはダイヤルアップやISDN接続のナローバンドをターゲットに動画を作成しなければならず、よって画面のサイズの小さく激しい動きのない映像にせざるを得ない状態でした。

そこで、サイズの小さい画像とPowerPoint等のスライド資料を組み合わせた教材が登場したのは必然といえるでしょう。

小さい映像内で講師を写して、図表や要点等は回線に負担の少ないように、テキストや圧縮画像でスライドとして表示します。コンテンツではそれらを連動させて表示しますので、スクリーンにプロジェクターやOHPを表示してプレゼンテーションや授業を行う仕組みがオンデマンド配信で十分に再現できるわけです。

更にこの形式の利点は、プレゼンテーションや対面授業のために作成したPowerPointをeラーニングコンテンツに流用できることでした。

新規にeラーニングコンテンツの制作を講師に依頼する場合、資料を一から準備して下さいと言うのではなく、今まで講義に使用していたスライドを表示しながら講義をお願いしますと言えるわけです。

また講義などをそのまま撮影して、制作の段階で使用されたスライドと組み合わせてコンテンツにすることも可能、これはとても大きな利点でした。


presenter.jpg
Adobe Presenter


そしてこの形式のコンテンツを作成するためのアプリケーションが多く発表されました。上の画像はそのひとつ「Adobe Presenter」のコンテンツ画面です。

こちらの「Adobe Presenter」はFlashベースのコンテンツで、PowerPointアニメーションのほぼ完全再現、ビデオファイルの自動エンコード、PC接続カメラでの動画撮影、またクイズページ作成など必要十分な機能を備えています。

また「MicroSoft Producer」はPowerPointの拡張ツールとしてライセンス保有者に無償で提供されています。このように各ソフトにはそれぞれ特徴がありますので、実際に導入を検討される場合は用途に合わせて様々な選択肢があります。

このように、細い回線でも有効に動画eラーニングコンテンツを配信できた「動画・スライド連動コンテンツ」ですが、ブロードバンドが一般的になった今日でもその利点はそのままに、現在でも多くこの形式で利用されています。

既にこの形式がeラーニングコンテンツの一形態として定着したこともありますが、必要な情報が単純化されて、見所がはっきりしているところがコンテンツとして有利なのだと考えられます。

制作運営側としても、小サイズの動画のため編集加工などの作業がしやすく、配信に当たってもサーバー規模を抑えられる利点もあります。

また作成の方法によっては、前回紹介しましたビデオのみのコンテンツと混在させることも可能ですので、講義内容及び構成によって、より学習効果の及び運用効率の高いコンテンツを作成することが可能です。

次回もビデオ使用したコンテンツ形式、その他のパターンについて考えていきたいと思います。
posted by 開発部OliveDrab at 12:11
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2009年01月20日

Server Side ActionScript 3.0

開発部だより 第41回


こんにちわ!

チャーハンを作るときの油はラードと決めている burnercrew です。

Adobe MAX Japan 2009 を直前に、USで行われたMAX 2008より、既に随所でとりあげられていますが、ActionScript 3.0 でサーバーサイトロジックが記述できるようになるということが発表されています。

・MAX 2008 Sneak Peek: ActionScript 3 as a Server-Side Language

以下のsneak peakの記事の最後の方で、デモをしている様子がうかがえます。

・Live blogging MAX 2008 sneak peak session

ちなみにColdFusionでも、将来的にサーバーサイドロジックをActionScript 3.0で記述できるようになるらしいです。

・Server Side ActionScript 3.0: Coming to a ColdFusion Server Near You


Flash開発者がサーバーサイドに手を出そうとすると、なんらかのPHPや、CFML(ColdFusion)といったサーバーサイドを記述するための言語を新しく習得必要がありましたが、サーバーサイドもActionScriptで書けるようになると、Flash開発者がサーバーサイド開発に進出する敷居がぐっと低くなりますね^ー^

Server Side ActionScriptと言えばFMS(Flash Media Interactive Server)がColdFusionよりも先輩ですが、どちらが早くActionScript 3.0に対応してくるか、そちらも楽しみです。

MAX Japan 2009初日のSneak Peekでも、Server Side ActionScript 3.0の話が聞けるのでしょうか。

posted by ij at 18:30
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eラーニングと映像[2]

開発部だより 第40回



 映像を使用したeラーニングと言われて最初に思い浮かぶものはどんなものでしょうか。まずはその種類についてよく使用される形式を挙げてみます。

 ・ビデオ映像のみので構成されたコンテンツ
 ・映像にPowerPoint等の資料を連動して表示させるもの
 ・PowerPointスライドやウェブページの中に、映像を埋め込んだもの
 ・映像は最初の説明やまとめなど要所で使用し、その他はウェブページ等でテキストを利用するもの

この他にも、Web会議のようなシステムで行うリアルタイム遠隔授業などもありますが、ここではサーバー配信型のオンデマンド方式について考えてみようと思います。

・ビデオ映像のみので構成されたコンテンツ
 テレビ番組のようなコンテンツ、このように言えば一番わかりやすいと思います。現実にテレビ放送には教育番組がありますし、eラーニングというものを知らない人でも比較的なじみやすい方式でしょう。基本的に動画の視聴のみで教育が受けられるので、受講者にとっては単純な形式でもあります。

この形式、学習内容を全て映像で制作しなければいけませんので制作の時間や費用面では他の方式に比べて不利になります。もし何も映像素材のない状態から制作を行う場合には、全てを映像にする明確な目的を確認すべきでしょう。

ですが、次のような場合はその限りではありません。

 (1) 映像を制作する仕組みを保有、または常に確保できる場合
 (2) 使用できる映像ソフトを保有している場合

(1)は、社内・学内等にてビデオ撮影を行える機材・部屋・人員を有しており目的の映像がが作成できる、または外部の撮影スタジオ等を手配できる場合。例えば講師の「話」だけで良いのであれば撮影・編集の手間も少なくて済みますし、多くを制作するにも有利です。

(2)は、社内研修用などの映像ソフトをeラーニングに利用する場合です。既に編集済みの素材があれば、後はサーバーより配信するように加工すればよいということになります。
eラーニング用のコンテンツを新しく制作するからといって、その内容も含めて全てを新規に撮影しなけくても良いかもしれません。利用できるアーカイブがあればそれを活用するのも一つの方法です。

 少し脱線してしまいますが、(2)の場合などで使用しようと過去に記録ビデオテープを探してみると、中にカビが発生して再生に支障をきたすことがあります。また、既にそのテープを再生できるビデオデッキがなくなったりする事もあります。eラーニングに直接使用する以外でも、社内・学内で保有する大事なビデオテープ・動画フイルムは、可能であればデジタルフォーマットに変換しておくことをお勧めします。

次回は、他のビデオを使用したコンテンツ形式について考えていきたいと思います。
posted by 開発部OliveDrab at 17:36
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2009年01月07日

eラーニングと映像 [1]

開発部だより 第39回


 近年ではPCにて動画を視聴することは一般的になりました。既製品のPCには当たり前のようにDVDビデオが再生でき、また大手の動画共有サイトでは膨大なアクセスを受けるようになりました。
 このように、すっかり一般的になったPCと動画の関係ですが、ここではeラーニングにおける映像について今後数回にわたり考えていきたいと思います。映像を使用したeラーニング制作をお考えの方の参考となれば幸いです。

 私が初めて携わった映像を使用したeラーニングは、都内の私大が行う遠隔授業でした。これは学部及び院の授業をオンデマンド形式にて行い、それを受講することにより単位を受けることができるというもので、オンデマンドのeラーニング授業はその内容によりいくつかのタイプが考えられ実施されました。
 科目は基礎講座から演習形式のものなど多くの形式があり、教員と相談されコンテンツの形式も決定されました。その中で私は主にビデオの撮影からサーバーにアップロードするまでのコンテンツ制作全般を担当していましたが、授業を行われた教員の方々の意見にて予想以上に大変であるとの話をよくお聞きしました。

 これはeラーニングに限ったことではありませんが、映像の制作では当初の予想よりも大変になる傾向にあります。先述のeラーニング授業の制作について言えば、実際の収録時間よりも、一限90分の収録原稿の準備の負担が予想よりも大きく、そのため撮影以降の制作スケジュールにも影響が出ることもありました。
 eラーニング制作の打ち合わせの中で、お客様より「ビデオで撮影して簡単につくりたい」という要望をお聞きすることがありますが、制作を実際に行う立場としてその言葉には注意が必要です。望まれるものが本当に簡単な撮影で可能なのかは技術面とそれ以外の項目にて調整を行う必要があります。

 しかしながら、映像の持つ表現力は他のものでは換えられないものがあり、その優位性はeラーニングでもとても有用です。それを十分に理解して、望まれるコンテンツを制作することが、eラーニング制作者の使命であると考えます。

 次回からは、やや技術的なことも含め進める予定です。
posted by 開発部OliveDrab at 10:14
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2009年01月05日

ありそでなかったSNS

開発部だより 第38回


あけましておめでとうございます。初めてエントリーさせていただきます、ベル子です。

今回は、ちょっと変わったSNSをご紹介します。日記相互添削SNS「Lang-8(ランゲート)」です。
えっ添削? 日記に「この表現はおかしい」などと赤入れされてくるというのでしょうか?
実はそのとおり。ある明確な目的と仕様を備えた日本発SNSが、今世界に拡がりを見せているのです。

「Lang-8」は、母国語が違う者同士がお互いの日記を添削しあうSNSです。自分が習得したい言語で日記を書くと、ネイティブの人が直してくれたり、感想を書いてくれる。自分も、自分の母国語で書かれた日記を添削するのです。

試しに投稿すると、画面はこんな感じ↓
lang8_3.jpg

ごらんの通り、真っ赤に訂正されて返ってくるというわけです・・orz投稿すると、遅くとも24時間以内にはこうした添削をしてもらえます。

これの意外なよいところは「一人に負担をかけない」こと。
頼れる人が複数いて、特定の人のお手間をとらせないのが嬉しいです。
中には自分では日記を書かず、添削だけしている人もいるとか。きっとそれだけでも楽しめるのでしょうね。

日本のネットサービスは、国内だけで使われることが多い。そんな中「日本発で世界のスタンダードになれるものを」と考えたのが創作者・喜洋洋氏。彼は中国生まれの日本育ち、24歳。このサイトを立ち上げたのは京都大学大学院在学中でした。
「lang-8」は2008年10月現在、世界100ヵ国1万4000人が登録しているそうで、その言葉どおりのSNSかもしれません。ありそでなかった仕組み作りの詳細は、どうぞインタビューをご覧ください↓
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/24/news002.html
↓「lang-8」HP
http://lang-8.com/

えー、私はこの喜洋洋氏がファンなのですが、共通点といえば「プログラミングはできない。」この一点です!
・・今はそっちの言語に忙しい、ベル子です・・。
posted by ベル子 at 20:01
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