『教育とITで企業の経営を革新』
駿台グループのITラーニング専門企業 SATT (エスエイティーティー) が明日をサポートします。

2020年08月24日

情報共有できてますか?

開発部だより 第420回



こんにちは。
クローバーです。

先日、自分の担当しているプロジェクトで、
こんな初歩的な情報連携ミスがありました。

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【Aさん】
 あるプログラムをAさんが修正し、対応完了後に修正台帳へ記載した。
 修正台帳はプロジェクトメンバーがいつでも閲覧できるものなので、
 他のメンバーに改めて伝える必用はないと判断した。

【Bさん】
 その翌週、同プログラムのテストを実施していたBさんが、
 仕様に疑問を持ったため修正台帳を確認した。
 修正台帳の記載内容を理解してテストを進めることができたが、
 他のメンバーに改めて伝える必用はないと判断した。

【Cさん】
 さらにその翌週、Cさんが同プログラムのテスト中、
 想定通りの結果が得られず、その調査に時間を費やしてしまった。

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修正台帳への入力は徹底されていたのですが、
その情報をどうやって共有するのかが曖昧でした。

こんな具合に、ルールを作るだけで満足してしまい、
その運用が徹底できずにいつのまにか有耶無耶になる、
なんて経験がみなさんにもあるのではないでしょうか?

テレワークでコミュニケーションが希薄になりがちな昨今、
情報の共有は今まで以上に気を配る必用があります。

どんな仕事に於いても「きっと大丈夫だろう」の考えは危険です。
そんなことを改めて考えさせられた出来事でした。


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posted by クローバー at 09:19
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2020年06月23日

マイグレーション業務で気付いたことについて

開発部だより 第419回

OLIONです。

開発事業部の中でも私は現在ある顧客のホストマシンのマイグレーション作業の一員として業務を行っています。私が5月末まで担当していたのは、新規のマシン用にコンバージョンしたプログラムで実行した結果が正しいかを判断するため、比較資料として現行マシンで実行した結果を提供する業務でした。

オンライン業務もあるのですが、今回はバッチ業務について説明します。

提供するものとしては、

新マシンでも使用する入力ファイル、パラメータ、更新前DB

結果を比較してもらうための、出力ファイル、更新後DB(更新がなければ不要)

等があります。

それと上記の情報を列挙したテスト仕様書、ジョブフロー、入出力件数や出力メッセージを比較するための実行結果のログも提供します。

そこで、これらの提供物を過不足なく効率よく揃えるための手順を述べます。

まず、ジョブフローから本番運用で使用している入力ファイルを選び出し、そのファイル名をEXCELの左側に列挙します。そして、それを複写してテスト用の入力ファイルとするファイル名を右側に列挙します。

記入し終わったら、それを基に本番用のファイルからテスト用の入力ファイルを作成するための実行ジョブ制御文を作成します。

また、その入力ファイルをEXCELの左側に複写し、右側に新システムに提供するためのテキスト名を記入します。そして、これを基にFTPのパラメータを含むジョブ制御文を作成します。

出力ファイルについても、同様にEXCELファイルに列挙してから必要なジョブ制御文を作成します。

ジョブ制御文を実行する前に用意するのではなく、テスト実行のジョブ制御文を含めて、必要なジョブ制御文をすべて準備し、実行するのみの状態にすることが大事です。

(更新前と更新後のDBをテキストファイルにするジョブ制御文は準備済みです。)

また、FTPするジョブ制御文は、EXCEL上に記入したファイル名やテキスト名から、関数を使ってFTPパラメータの形にしてから、それを複写して作成することで、誤りが少なくてすみます。

要はEXCELで一覧表形式にすることで、頭の整理にもなり、ジョブ制御文に誤りがあった時にも確認する拠り所にもなるので、お薦めします。

以上

posted by オライオン at 14:58
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2020年04月06日

ColdFusionの使用状況調査

開発部だより 第418回


こんにちは!
ijです。

自分が携わっている製品、案件では
ColdFusionで開発をしているシステムが比較的多く、
一例をあげますと、弊社製品のスキル管理システム受講管理システムなども
ColdFusionで開発しています。

その為、日頃からColdFusionの公式Twitterも追っていますが、
先日、ColdFusionの使用状況調査を実施していることがツイートされています。

Twitter@coldfusion

使用状況調査には以下から回答できます。
特に期限などの記載はなく、いつまで回答できるかは不明ですが、
本記事登録時(2020/04/06 18:30頃)にはまだ回答できました。

Adobe ColdFusion Usage Survey

特にメールアドレス等の登録も必須ではなく、10問程度の質問なので、
サクサク回答出来ると思います。

あなたの回答がColdFusionの未来に影響を与えるかも!?
是非、ご参加ください!

それではまた!
うおっと、こんなColdFusionで開発されているSATT Smart Styleも、どうぞよろしくおねがいします!



posted by ij at 18:38
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2020年03月25日

Flash Player 2020年末サポート終了に伴う smart FORCE 完全 HTML 化までの・・・

開発部だより 第417回



こんにちは、たっくんです。

現在は、Flash Playerのサポート終了に向けて、smart FORCE の完全HTML移行版であるsmart FORCE V3(以後V3と略す)の作業で、追われる日々を送っております。

じつは現在、smart FORCE V2.3.1までをお使い頂いているお客様向けに、先行してV3化作業を行っております。

2020 年末 Flash Player のサポート終了(出典 Adobeサイト)

V3になる事で、もうFlash Playerを利用しなくてもよくなりますので、Flash Player バージョンによるシステム動作への影響はなくなります。

ただV3に関しては、HTMLのオフジェクトでシステムを構築するので、Flash版の際と若干インターフェースが変わる部分もあり、また、ブラウザーの影響を大きく受けるので、開発には苦労しました。
開発中に常々思った事としてFlashオブジェクトは、セキュリティーの問題はあったがプログラムの内部動作はかなり優れていたんだな〜と思いました。
同じ事をHTMLで実現しようとすると、オブジェクト(チェックボックスやテキストフィールド等のパーツ)毎にその都度作成する必要がある為、処理に時間がかかって、最適化が大変でした。
また、JavaScriptで画面を作成する部分では、ブラウザーの処理ルーチンの性能が顕著に出る為、非常に苦労しました。(限界があります・・・
まあ、IE 11なんですけどね。
マイクロソフトもIEの開発を断念し、Edgeの利用を推進しておりますが、まだまだ日本のオフィスではIEの利用率が高い為、IE対応は必須ですが、処理性能が段違いですので、大量のデータを扱う smart FORCEの管理者は、出来ればEdgeやchromeを利用して欲しいですね。

もうすぐ smart FORCE V3 の動作確認用のデモページを公開しますので、ご興味のある方はご覧いただければ幸いです。
posted by たっくん at 11:21
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2020年02月14日

あるもので上手く活用してみよう

開発部だより 第416回


こんにちは。SATTのTTです。

最近、新型コロナウイルス感染症に関するニュースがよく出ていて、
心配や不安などがあるでしょう。
ニュースによると、
有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行っているようです。
予防対策は大切ですね。

新型コロナウイルスの予防のため、以下の2つが大事だとニュースに出ています。
  @手洗いなどをする
  Aマスクする

@手洗いなどをする
 手洗い、うがい、アルコール消毒などを行ないましょう。
 無意識のうちに人は手で顔を1分間に3〜5回触れるとされる。
 特に手を口に近づける食事の前に手洗いは必須です。
 ※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所

Aマスクする
 マスクも必要ですが、最近、東京エリアにはマスクは売り切リ、何軒探してみても買えない状況になっています。マスク不足状況で、誰が大優先になるかを考えてみると、やっはり原則症状のある方と医療関係者ですね。
WHOによると「症状ない人マスク必要なし」新型肺炎の予防「手洗い」重要と発表しています。また「マスクは感染症拡大を抑止する助けになるが、せきなど呼吸器症状がない一般の人に必要ではない」とも明言されています
(マスクが手に入らない場合、昔のようにマフラー、タオルなどでも一時的に予防できそうですね。個人的に考えですが。。)

ですので、我々は今あるもので上手く活用(予防)しましょう。【生活も同じ考えですね】
何より健康が一番で、元気なお体を持ちながら将来を向けていろいろ学ぶことですね。
もし、IT系のご興味があるようでしたら、弊社のeラーニングサイトへどうぞ。
posted by TT at 19:23
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2020年01月07日

「FACT FULNESS」を読んでみる

開発部だより 第415回



皆様、遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

普段、ビジネス書ランキングをチラ見しているのですが、昨年、ランキングにて上位に入りました、「FACT FULNESS」という本が気になりました。

「竿だけ屋〜」が売れて以来、同種の題名が多かったのですが、タイトルもストレートでよろしいのでは。

迷ったのですが、「BOOK OFF」にて1冊だけ見つけましたので、即、購入しました。

最初に、世界の基本的な事実に関する設問が、クイズ形式で13問出題されます。

回答を終えた後、この問題に対する全世界平均正解率が紹介されますが、正解率は30%を割り込んでいます。

ランダムに答えを選択するであろうお猿さんより、低い正解率ということです。

我々の知識は、お猿さんより劣るのか?

どうやら、我々の身に着けてきた知識は、世界の現状とはかけ離れているらしいのです。

何故、この様な事が起きるのか?

著者は、「間違った思い込み」と、「知識のアップデート」がなされていない為と結論付けています。

個人的な意見としましては、「無関心」もそのひとつに挙げたいと思います、好きこそ云々ということです。

我々はIT業界に身を置いていますので、専門知識のアップデートは必須条件となます。

が、その他の世界情勢とかには疎くなってしまいます。

小中高では曲がりなりにも様々な知識を得ますが、その後も学ぶ者は稀です。

この本には、「思い込みを乗り越えて、データを基に世界を正しく見る習慣」を得る方法が書かれています。

著者は、ハンス・ロスリングというスゥーデンの方で「国境なき医師団」を立ち上げた一人です。

導入部のエピソードで、幼いころ、サーカスで行われる剣呑みの見世物に魅せられ、その技を習得するまでの過程は、結構笑えます。

インドの医学部で、講義を行った際のエピソードも、思い込みをしている人物を自分自身に投影し、説得力がありました。

皆様、本年よりは、専門外の知識のアップデートも行ってみては如何でしょうか。

SATTにおきましては、eラーニングに関わります、各種のスキル向上の為、無料セミナーをご用意しております。

専門知識のアップデートの為、是非、皆様の御参加をお待ちしております。

posted by ハイタカ at 14:06
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2019年11月25日

働き方改革をしましょう

開発部だより 第414回


こんにちは。
クローバーです。

先日総務部から「必ず年度内に有給休暇を5日以上取得するように」
という趣旨のメールが届きました。

そこで初めて働き方改革を実感しました。

ご存じの通り「働き方改革」は、
労働者のワークライフバランスの改善を国が主導し、
労働力人口の減少に歯止めを掛けることを目指すものです。

休暇を取得し易くし、長時間労働の環境を改善させることで、
以下の様な多くのメリットがあります。

・育児や自己啓発の時間確保
・従業員のモチベーション向上
・仕事の生産性向上
・企業イメージの向上
・優秀な人材の確保と、離職者の減少

離職率が下がれば事業計画の達成や業績アップにもつながり、
採用や教育に掛かる無駄な経費も減るので企業にとってもプラスになることは多いはず。

ところが現実的には、
休暇を取ることで仕事が溜まってしまうので逆に気が休まらない、
残業で遅れをカバーしなければならない、
と強迫観念に駆られる従業員も少なからず存在すると思います。

かく言う私自身もそうなのですが、これでは本末転倒ですよね・・・。

働き方改革は、自分のためになるのはもちろん、
より良い社会を作り上げて行くためにも必要なことです。

古い考え方を変えるのはなかなか難しいことですが、
これをきっかけに今後は計画的に休暇を取得しようと思うのでした。


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posted by クローバー at 09:00
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2019年09月18日

運用業務の引継ぎについて

開発部だより 第413回


OLIONです。

開発事業部の中でも私は運用業務を担当していたのですが、6月から他の部署に業務が移管されました。現在、新担当者が運用を行いながら疑問点の質問に答える形で進めています。

運用業務の多くが年に1回の処理のため、新担当者に理解してもらうのは容易ではありません。そのために必要なのが書類になります。

1つ目として、従来から顧客とのスケジュール確認に使用している「タスク一覧表」があります。

「受注前の顧客への打合せ予約」から、「最後の納品後の運用結果報告」まで、顧客はもちろんですが、外注業者とのやり取りを含めたすべてのアクションを一覧表にまとめたものを作成しています。

また、その時役に立つのが、その際にやり取りしたメールになります。

顧客や、外注業者とどの時期にどんなやり取りをする必要があるかがわかります。

そして、今回、そのやり取りを時系列的に一覧表にして、注意点なども書き入れた「運用手順」にまとめました。

従来からのシステム運用の手順書とともに引継ぎ用の資料となります。

顧客に迷惑がかかることがなく、スムーズに業務移管をおこなうことが一番重要と考えながら、この後の引継ぎ業務にあたっていきます。

以上

posted by オライオン at 13:15
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2019年08月25日

『自動ブレーキ』のデモを見学してきました

開発部だより 第412回


どもども。
開発部リーダーです。

今回はガジェットではなく、自動車の話です。
少し前ですが、自動車の定期点検のためにディーラーへ行ったとき、自動ブレーキのデモンストレーションを行っていました。
わたしの車は、購入から18年の、もうすぐ旧車の仲間入りしそうな古い車ですが💦、まだまだ調子も良く買い替える予定もありません。
でも、前から興味はありましたので、少し見学させてもらいました。

デモンストレーションは、車の絵柄が書いてあるバルーンに向かって30キロぐらいのスピードで突っ込むという、よくCMなどで見るやつですね。
30キロは、車内からだと遅く感じますが、外から見るとかなり速く見えます。
「ほんとに止まるの?」という勢いでしたが、無事バルーンの手前で停車しました😃
私が自動車を購入したときには、自動ブレーキなど影も形も(?)ありませんでしたが、今ではほとんどの車に装備されているのですから、技術の進歩は早いものです。

現在は、さらに自動運転まで実用化されそうなところまできていますね。
自動車に興味がある方はすでに知っていることだと思いますが、自動運転にはレベルがあります。

 ・レベル0:ドライバーがすべてを操作
 ・レベル1:システムが加減速あるいはステアリングを操作し、運転手をサポート
 ・レベル2:システムが加減速およびステアリングを操作し、運転手をサポート
 ・レベル3:高速道路など、特定の場所でシステムが全てを操作するが、緊急時は運転手が操作
 ・レベル4:高速道路など、特定の場所でシステムが全てを操作
 ・レベル5:無人で、システムが全てを操作

現在は、概ねレベル1〜2までは実用化されていますが、研究所レベルではAIを利用したシステムでレベル4を実現できるところまで来ているそうですよ。

AIと言えば、SATTでも国公立2次・私立大入試対策用のAI学習コンテンツの開発を発表しました。
別チームでの開発のため、どのようなシステムになるのか詳細は分かりませんが、将来的には『学び〜と』にAI技術を生かした機能を実現できたら楽しそうですね😃
posted by 開発部リーダー at 20:44
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2019年08月09日

ColdFusionのシェア

開発部だより 第411回


こんにちは!
暑い日が続き、ついついビールを飲み過ぎ気味のijです。

自分が携わっている製品、案件では
ColdFusionで開発をしているシステムが比較的多く、
一例をあげますと、弊社製品のスキル管理システム受講管理システムなども
ColdFusionで開発しています。

やはり、日々の開発で使用頻度の高い言語についてはシェアが気になるもので
自分も定期的に確認しています。

どうやって確認しているかというと、
オーストラリアのQ-Success社が公表しているW3techsのデータで、
インターネットにあるサイト上にて、サーバーサイドで使用されている開発言語のシェアが確認できます。

W3techs:
Usage of server-side programming languages for websites

この記事を執筆時点(2019年8月9日)のTOP10はこんな感じになっています。
シェアが高い順に

  1. PHP(79.1%)

  2. ASP.NET(11.0%)

  3. Java(3.9%)

  4. Ruby(2.6%)

  5. static files(2.0%)

  6. Scala(1.4%)

  7. Python(1.2%)

  8. JavaScript(0.7%)

  9. ColdFusion(0.5%)

  10. Perl(0.3%)

※上記はhttps://w3techs.comから引用

おお、ColdFusionがPerlをおさえて、堂々の9位です!

このデータは毎日更新されているということなので、ご興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

それではまた!
うおっと、こんなColdFusionで開発されているSATT Smart Styleも、どうぞよろしくおねがいします!


posted by ij at 16:27
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