『教育とITで企業の経営を革新』
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2010年03月03日

梔子色ってどんな色?

三月になりもうすぐ桜の咲く季節ですね。

季節によって自然は様々な色で私たちを楽しませてくれます。
昔から日本人は、四季折々に姿を変える自然から多くの色を育んできました。

例えば梔子色は梅雨に咲く梔子(くちなし)の実で作られる明るい黄色です。
桔梗色(ききょういろ)は秋の七草のキキョウの花のあざやかな青紫色。
また鶯色は鶯(うぐいす)の羽の色の灰緑色です。

このように日本の伝統色には現代人が忘れてしまった草木や動物の名前が潜んでいます。

これらの色を知ることで、私たちの祖先が育んできた文化や伝統を感じることができるのではないでしょうか。

最終回の今回はそんな日本の色彩を学ぶコンテンツ“日本の四季彩”を紹介します。
コンテンツは季節毎に色をドラッグして回答するクイズ形式になっています。
あなたはいくつの色を知っていますかna?
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これまで色彩力学概論をお読みいただきありがとうございました。
三年間、投稿をつづけることができたのは読者の皆様のおかげです。

そして投稿の機会をいただいたTさん、これまで二号を励まし、ご意見をいただいた社員の方々と友人への感謝の言葉と共に終わりとさせていただきます。

本当にありがとうございました!
posted by 柴二号 at 11:59
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2010年02月03日

信号機が赤黄緑な理由。

色には波長があることをご存知でしょうか。
色の波長とは音波のようなもので、波長が長いほど遠くに届く性質があります。

例えば赤・黄・青・緑は色の中でも波長が長く、遠くからでも認識されやすいため
信号機に使われ、事故防止の役割をはたしています。

反対に黒や灰色が混ざった色は波長が短く、認識されにくい色となります。

今回はこの色の波長を活用した“操作しやすいコンテンツ作り”について提案したいと思います。

コンテンツ画面をデザインする際に重要なことは「どの場所をクリックすればよいのか」を使う人にわかりやすく提示することではないでしょうか。

そこで再生、停止ボタンやメーターなど操作部分に波長が長い色を使い、背景など他の箇所には波長の短い色を使い、画面に波長の差を作ります。
そうすることで使う人に直感的にボタンやメーターに気づくことができるようになります。

また操作の重要度が高い箇所ほど波長の長い色を選ぶとさらに利便性がアップしますYO。

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2010年01月05日

アニメーションとe-Learning。

新年明けましておめでとうございます。

皆様は年末年始どのようにお過ごしでしょうか。

二号は年末年始、アパートに引きこもって以前から一度作ってみたかった“音楽戦士マサムネのオープニングアニメ(フラッシュ)”を制作しておりました。

アニメ制作は本当に大変な作業で、たった15秒のアニメ制作にまる5日間かかってしまいました。

普段何気なく見ていた天体戦士サンレッド(アニメ)にどれほどの手間がかかっていたのかと頭が下がる思いです。

ところでアニメの語源はラテン語のアミニズムで、止まっている絵に命を吹き込むという意味からアニメーションという言葉ができたようです。

音声に合わせてキャラクターに表情や動作が加わって、ストーリーがおもしろく伝わることがアニメの醍醐味ですよね。

e-Learningにおいてもナレーションに合わせてテキストやイラストに効果を加えて内容を分かりやすく伝えることに意味があります。

文字を読むだけでは退屈になってしまうような内容でもいかに工夫を凝らし、教育効果という命を吹き込むことができるかが肝心なのですNe。

エスエイティーティーではフラッシュをはじめ様々な技術を基に記憶に残るe-Learning教材制作のお手伝いをさせていただいております。

今年もエスエイティーティー株式会社をよろしくお願いいたします。

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2009年12月08日

色でわかる人の気持ち(3)

今回は色彩のイメージを使って、相手の気持ちを探るメソッドを紹介します。

日ごろ身に着けている色や好きな色にはその人の願望をあらわしていることがあります。

例えば黒を好んで着る人は「細くみせたい」「大人びて見られたい」という思いがあるのかもしれません。

このような「こういう風に人から思われたい」という項目を会話の中でさりげなく聞いて褒めることで相手の心に響くコメントができるのではないでしょうか。

例えば黒が好きという人に「どうしてその色が好き?」と聞き、「クールなところ」と答えた場合。適当なところで「君ってクールだよね」と褒めればOKです。

このように色を会話に取り入れることでさりげなく相手の気持ちを知り、より良い関係のきっかけを作ることができますYO。

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posted by 柴二号 at 14:48
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2009年11月10日

色彩相性占い(3)

前回に続き、色彩相性占いの仕組みについてお話ししますYO。

相性占いでよく知られているのは血液型相性占いですよね。
2面性を持ったクールな性格のAB型、マイペースなB型、まじめで几帳面なA型、おおらかな性格のO型など、生物学的には根拠がないと言われていますが、意外と当たっているので驚きです。

実は色彩相性占いは色彩のイメージと血液型の性格を組み合わせることによって、より細かい性格判定を行っています。

例えば青色が好きという人でも、暗い青色が好きな人や明るい青が好きな人によって、性格判定に差が出るようにしています。

黒色の性質は他の色と混ぜても色が変わらないことから、我が道を行くB型の性格と似ています。このため黒を加えてできる暗い色を好む人の性格はB型タイプと判定します。

反対に白は、どんな色にも染まる性質から、協調性がありおおらかなO型の性格と似ていることから、白を加えてできる明るい色を好む人はO型タイプと判定します。

また灰色は他のカラフルな色と混ぜると色味を押さえた落ち着いた色になることからクールなAB型タイプと判定します。

カラフルな色は強いイメージを持っていることから自分の主張をしっかり持ったA型タイプの人と判定します。

このようにして、選ばれた2つの色を “縦列の血液型の相性”と“横列の色の調和の度合い”を比較することで占い結果が算出されています。

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2009年10月13日

色彩相性占い(2)

前回、好きな色からその人の性格を判断し、相性を占うコンテンツを紹介いたしました。
今回はその仕組みについて話したいと思います。

色を好きになるには色彩から連想するイメージが関係しています。コンテンツはこのイメージから選んだ人の性格を判断し、選ばれた二つの色の調和の度合いによって二人の相性を査定しています。

例えば、赤と緑の相性を考えてみましょう。
赤色は炎や暑さを連想させるため、情熱的な人が好む傾向があります。
反対に緑色は木々の緑を連想させ、安らぎや安定を求める人が好む傾向があります。

このような、相反するイメージを持った色同士を組み合わせるとお互いの色を強調して華やかなイメージを作りますが、とても派手になってしまうため調和の度合いは低くなってしまいます。

恋愛の相性においても、あまりに価値観が違い過ぎると喧嘩ばかりしてしまいますよね。
お互いに共通の話題や趣味がありながら、互いに違った魅力があることが長く付き合うコツではないでしょうか。

そのためコンテンツは赤と紫のように同じ要素を持っていながら違った性質を持つ色同士が選択された際に、より高くポイントが追加されるようになっています。

また同じ赤でも明るい赤、鮮やかな赤、暗い赤によって相性が変わってきます。
次回はそこについて述べさせていただきますne。

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2009年09月15日

色彩相性占い。

以前、色に人物を当てはめることで、その人に対するあなたの気持ちを測る色彩心理テストを紹介しました。

 今回は好きな色を選んで恋愛の相性を占うコンテンツ"フィーリングカラー"を紹介します。

色には赤や青、黄などカラフルな色のほかに黒を加えてできる暗い色、白を混ぜてできる明るい色があります。またカラフルな色に灰色を加えると濁った色になります。

コンテンツではこれらの色の中から男女それぞれ好きな色を選び、選ばれた色の特色と色同士の関係から二人の相性を占います。

下の画像をクリックするとコンテンツページが開きますYO。

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2009年08月19日

色でわかる人の気持ち(2)

今回は、色彩の効果をコミュニケーションに活かす色彩メソッドをお伝えします。

より良い人間関係において相手を「褒める」ことは重要ですよね。「髪型」「ファッション」「仕事」など褒める対象は様々ですが、ちょっと褒め方を間違えると逆効果になってしまうこともあり、二号も日々悩んでいます。

そこでおすすめしたいのが「色を褒める」メソッドです。
私たちは普段色彩を生活に取り入れていますが、誰でもこだわりの色があるのではないでしょうか。こだわりの色には選んだ人の好みや価値観が関係しています。そのため「色を褒める」ということは、相手を認めるということにつながるのです。
しかも、色彩は直感的なため、簡潔に褒めることができるのが特徴です。

例えば、いつも青を好んで着ている人に、「綺麗な青色ですね!」と一言いうだけでOKです。「この人は自分のことを認めてくれる@。」と高感度がアップします。

ポイントは相手が意識して身につけている色を褒めることです。
(適当に選んだ地味な色を褒めてもあまり効果はありません)

また、いつもと違う色でオシャレをしている人にも「色を褒める」効果は大きいですYO。

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2009年07月21日

色でわかる人の気持ち?

以前、このようなうわさを聞いたことがあります。

「不景気になると黒い服が流行る」

不景気になると財布の紐がきつくなり、経済的にも自分を守りたいという思いから黒い服を選ぶ傾向があるというのです。(黒には何者にも染まらないという自己防衛の意味があります)

反対にバブル期には華やかな色が流行したようです。

このように人の気持ちが無意識であっても身につける色を決めているとしたら、色からその人の気持ちを探ることができるのではないでしょうか。

例えば職場の同僚や、部下の心情を知りたい時に相手のファッションを見てみましょう。

黒いスーツに鮮やかな色のネクタイの人は仕事にやりがいを感じ、向上心の高い状態の人です。(黒は“リーダーシップ”、華やかな色は“自己主張、自信”を意味します)

反対にグレイッシュなスーツに地味な色のネクタイの人は疲れがたまっている、気持ちが沈んで元気がない状態かもしれません。(落ち込んでいる時は華やかな色を避けて、落ち着いた色を選ぶ傾向があります)

このように色から相手の気持ちを察して、前者には褒め言葉を後者には優しい気遣いをするなど、コミュニケーションに活かすことで、いつもよりちょっと明るい職場環境ができるかもしれませんYO。
posted by 柴二号 at 11:03
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2009年06月22日

色で覚える英単語2

前回はフレームの色彩の学習効果について話しました。

今回は学習画面の配色を工夫することで学習効果を高めるメソッドを紹介します。

英語を学習するには日本語にあえて訳さないことが効果的と言われています。(“ニンテンドーDS英語漬け”より)

例えば“apple” を“りんご”と日本語に訳して覚えていたのでは、日本人英語から脱却することができません。

“apple”から直に“りんごのイメージ”に結びつける習慣を作ることが大切なのです。

そこで活用したいのが“色彩のイメージ”。
色彩には私たちの記憶の中から対象のイメージを思い起こさせる作用があります。
(例えば“apple”の文字も赤色で記載するだけでりんごをイメージしやすくなりますよね。)

今回は英単語を色彩イメージで覚える英語学習コンテンツを作成しました。

下の画像をクリックするとフラッシュコンテンツがひらきます。

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このように色彩イメージを学習に活かすことで覚えることを助ける効果が期待できますyo。
posted by 柴二号 at 15:11
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