最近の学習管理システムは、ホント高機能です。他社様のシステムを見させていただく機会もお客様への提案のなかで多々ありますが、機能表には目を見張ります。
特に最近のトレンドは、コミュニケーション機能ですね。受講者同士のコミュニティが作り上げられるSNS機能が搭載されているものが、たくさん出てきました。掲示板やメール送信機能については、ほぼ標準搭載の機能です。
しかし、SATTの学習管理システム「Attain3」では、コミュニケーション機能は「非標準搭載」です。とは言っても、技術力がないワケでも、作るのが面倒なワケでもありません。ちゃんとした理由があります。
理由はひとつ。システム運用側に掛かる負荷が、途方もなく大きいものだからです。
教育におけるコミュニティは、「利用者が勝手に運用してくれるもの」とは限りません。(Twitterのような人と人の勝手な繋がりのコミュニティとは違うのです。)
学習管理システムにおいては、「そこで提供される教育に関するコミュニティ形成、コミュニケーションを促進し、参加者による相互補完を実現する」ことが目的になります。そもそも能動的に参加するコミュニティではないですから、「さぁみなさん、好きにしゃべってお互いに助け合ってください」としても、誰もしゃべらないわけです。誰かしら「リーダーシップをもってコミュニティを牽引する役割」を担う必要があります。
このコミュニティの牽引役は、そうそう簡単なものではありません。SATTでは、過去に受講者コミュニティの付随するeラーニングを運営したことがあります。その時、コミュニティの牽引役として、「チューター」を専門に配置しました。他の業務は一切行わず、受講者への対応に専念したのです。ところがこの専門要員の配置、どんな企業でもできるわけではないですし、誰でも出来るものではありません。さらに言ってしまえば、どんな教育にも受講者が参加するコミュニティが必要とも限りません。
だとすれば、必須でない機能は必要な企業に提供し、いらない機能で利用者の手間を増やしたり混乱を招かないようにするのが、我々の開発サイドが配慮しなければならないこと。だからこそ、SATTは必要な機能を必要な形で必要な方に提供します。
i-Stradaは「クラウドサービス」です。仮想サーバ環境で柔軟な学習環境を提供するだけであれば、ただのSaaSです。i-Stradaについては、そこで利用される学習管理システムの機能で競うつもりはありません。本当の教育プロ集団SATTは、一般の企業では対応しきれない、教育に関わるあらゆる細かなサービスをPaaS、SaaSと組み合わせて提供する。そのための第1弾が学習管理システム部分になります。Attain3のクラウド化は、第一歩であり我々のゴールではありません。i-Stradaは、より皆さまにご利用いただきやすい形へと進化していきます。
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