ウッチーです。
ITに関するニュース四方山をお伝えするよう仰せつかっております
少し前の話題になりますし、一般的にどれほど引きのあるネタかはわかりませんが、下記の製品に関して所感を述べてみたいと思います。
1台のPCを15人で共有――日本HPが新製品を発表 教育市場向けソフトも販売強化
公式「HP MultiSeat Computing」
1台のPCを最大で15人まで共有できるという製品です。
m-Schoolとしては純粋に教室での利用を想定した場合に1台1台のPCを管理する必要がなくなり、メンテナンスの手間が大いに省けます。
ただ、m-Schoolで普段使うようなCS関連ソフト(Illustrator、Dreamweaver等)を動かした場合、ライセンスの扱いも含めて、どの程度の負荷がかかるのか今のところ見えないので、本格的に導入を見据える場合はメーカーへの環境の問い合わせは必須かと思います……。
製品として教育の場に広く普及できるスタイルではないか?と推測されます。
同一の環境で多くのPCを必要とする学校や大学図書館など利用用途は多いと思います。
ただ、環境が揃うのであればeラーニングへの障壁も低くなるとは思いますし、メーカー自体も教育現場に重点をおいた営業をかけているようです。
m-SchoolのようなPC教室に比べて、重いソフトウェアを動かす機会が少ないと推測されるので、こういった教育現場の方が確かに現実的ですかね。
実際の導入事例も大学図書館があがっておりました。
現実的にどこまで使えるのかという点で検証やメーカーとのすり合わせが必要な部分は出てくると思いますが、「人を集合させてPCで作業をさせる」という場面でこういった製品の役割が今後は大きくなっていくのではないかと思います。
現在物販のページは閉じてしまっておりますが、こちらのAdobe製品販売ページなどにあるお問い合わせ欄からお問い合わせいただければ上記製品のお見積もりもいたしますので、興味を持たれた方はご連絡下さい