『教育とITで企業の経営を革新』
駿台グループのITラーニング専門企業 SATT (エスエイティーティー) が明日をサポートします。

2016年07月04日

eラーニングって…高い?安い?

皆さんこんにちは!マイケルです。

私たちSATTは、eラーニングソリューションを取り扱っております。
日々eラーニングの導入に関して、また実際の運用や効果測定に関してご相談を頂き、コンサルティングも行っております。
そして、導入前のお客様からこんなお言葉を頂戴することがあります。
「eラーニングは導入すべきだと分かってるんですが、費用がネックで…」というお言葉です。
eラーニングとは、高価高額なサービスなのでしょうか。

たしかに、従業員数が数千名という企業だと、月額の費用も数十万円となるでしょう。
SATTでも1万名の受講規模であれば、費用は60万円/月 になります。
ですが、一見高く見えますが、従業員1名あたりに直すと60円/月で、決して高くはありません。
むしろeラーニングを導入せずに全ての社内教育を実施しようとする方が大変です。
全国の社員を集め、講師が教え、テスト一つやるにも全て紙で印刷し、人の手で配布、集計する…
アナログなやり方で全ての社内教育を賄うと、とてつもない人手、工数が見えないところでかかってしまいます。

私どもに寄せられた相談、事例の中に興味深いものがありますのでご紹介します。
eラーニングを活用し、社内教育の合理化に取り組んだN社ですが、非常に大きなROIが出たようです。
以下、事例の詳細です。

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■会社情報、eラーニング導入前の状況■

資本金40億円、全国27拠点、従業員3000名強のメーカーN社。
社内独自の業務フローにおける安全管理教育を行うべく、
全国各拠点にて年二回集合研修を実施。
安全管理教育の対象社員は約1800名だった。


■問題点■

講師の全国出張にかかるコスト約600万円/年、参加社員の人件費は約7500万円/年。
実に年間8000万円以上の経費がかかっていた。
 ※一人/一日の人件費は約20833円で試算


■eラーニング導入後のスキーム■

対象者を無条件に研修参加させていたのをやめ、集合研修での講義の内容をeラーニングコンテンツ化。
そして講義の重点ポイントをテストコンテンツにしてwebより受講可能に。
講義コンテンツを受講後、テストコンテンツを受検させて合格点未満の社員のみ、年に一回本社にて「補習」という形で集合研修を実施(年間で、対象者は100名弱であった)




★導入前後のコスト差★

・導入前コスト…年間8100万円強 ※上記の通り
・導入後コスト…年間1598万円  ※下記に詳細
≪eラーニングソリューション利用料(288万円/年)、
コンテンツ作成及び管理の為の内部工数(担当者1.5名分 1050万円/年で計算)、
本社での集合研修の受講者の人件費210万円、
本社での集合研修の移動交通費50万円≫


 ◎導入前後のコスト差…6000万円以上/年
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…いかがでしょうか。コストメリットに目が行きがちですが、このN社の人事担当者が喜んでいたのは、むしろ「学習効果」の部分です。
eラーニングコンテンツにすることにより「自分の苦手分野は重点的に、よく理解できている部分は飛ばす」といった合理化を社員の方で出来たこと、また受講後に確認テストがあるということで、理解し覚えなければいけないという意識が高まったことが、学習効果を高めた要因になっています。
これはN社に限ったことではなく、eラーニング導入後、導入企業の多くが「社内教育の学習効果が高まった」と言っています。
「eラーニングを事前に実施することにより、対面での集合研修の効果が高まる」というのは、多くの研究者が主張していますので、これは活用した方が良いでしょう。


このように『eラーニング導入のメリット』を書いてきましたが、実は、eラーニング導入における一番の障壁は、実はもっと原始的で人間的な理由に由来します。
それは「新しいことを始めるのが大変(面倒)」という精神的事由です。
「そんなつまらない理由で」と言う人がいるかもしれませんが、これが多くの中小企業の【本質的な導入障壁】だと言って良いでしょう。
企業の人事担当者は社内教育以外にも多くの業務を抱えています。中小企業であればそれはより顕著です。
また、社員も実務の合間にeラーニングを受講するので、慣れるまで面倒がって受講しない社員もいるかも知れません。
しかし、人事担当者も、受講する社員たちも、一度始めて慣れてさえしまえば「eラーニングの方が負担が少ない」ということを実感するでしょう。
是非そこまでは頑張って欲しいものです。


SATTは、「ラーニングが経営を変える」というキーワードを胸に、eラーニングを成功させたいと願う企業様に導入コンサルを行い、各所で啓蒙活動を行っています。
eラーニングの実施に関して不安な点、気になることはいつでも弊社にご相談ください。
 ※製品とは無関係のご相談も大歓迎です

http://satt.jp/company/contact.htm
posted by マイケル at 17:52
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2015年04月20日

eラーニングコンテンツの制作

SATTではeラーニングが日本で普及する以前から教材コンテンツを制作してきました。
いわゆるマルチメディアコンテンツと呼ばれていたデジタル教材で、昔はCD-ROMなどの媒体を通して主にデスクトップPCで学習をしていました。

当時のコンテンツ制作では当時のMacromedia(現在のアドビ システムズ社)のAuthorwareやDirectorというオーサリングソフトを用いてイラスト、音声、動画を駆使して制作していました。

当時のオーサリングソフトは専門的でとても高価なもので、高いものは100万円以上もしましたし、扱える会社もそう多くはありませんでした。

それが、インターネットの普及に伴い、WEBへと移行していきブラウザーで実行するFlashへと変わっていきました。
学習するデバイスもノートPCが普及してきて、サーバーによる学習管理(LMS)が行われるようになり、この頃からはこれらの学習全般がeラーニングと広く言われるようになっていきました。

現在では学習デバイスにタブレットやスマートフォンが追加され、eラーニングのキーワード「いつでも、どこでも」がより現実的に行われるようになりました。
オーサリングソフトも企業の教育担当者や学校の先生方が簡単に教材を作成できる安価なものも増えてきました。

オーサリングソフトも、プログラミング言語に近い色々なコンテンツを製作できるプロ仕様から簡単操作で制作できるテンプレート仕様まで用途に応じて選べるようになっています。

その反面、自分たちで教材コンテンツを製作しようとすると、LMSとの親和性やこの先のバージョンアップによる継続性などを配慮し、どのオーサリングソフトを用いてどうやって作成するか、迷うところです。

最近ではタブレットによる高速インターネット回線で学習する環境に動画を用いるコンテンツのニーズがとても多くなってきていますが、徐々にシミュレーションやロールプレイなどのインタラクティブなコンテンツ制作の相談も増えてきています。

内製化による素早く大量に簡易作成するコンテンツだけでなく、リッチで学習効果をあげるためのコンテンツが必要とされてきていると感じています。
これは昔のマルチメディアコンテンツの時代に単純に戻ってきているのではなく、そこに十数年の蓄積による学習効果をはかるための様々な仕組みが追加されています。

SATTでは、簡単にeラーニングコンテンツ制作できるテンプレートツールの提供から受託開発まで
今までの経験を生かしてあらゆる学習コンテンツを提供していく努力を続けております。

SATTの教材制作ツール
・ビデオ+プレゼン教材作成ソフト「smart PREO 2」
・テスト・クイズ問題作成ソフト「smart QUTE 2」
・スライド講義型教材作成ツール「smart TLEC」

・SATTの教材コンテンツ製作
・コンテンツ制作事例
posted by Dario at 10:09
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2015年01月14日

ニーズの波

一昨年ぐらいまでは、システムのお問合せが多かったのですが、
昨年あたりから、またコンテンツ作成の問合せが増えてきたように思います。
また新しい波が来たようです。


なぜか。


eラーニングを初めて導入する場合、システムとコンテンツを一式揃えます。
当時、多くはオリジナルで手の込んだコンテンツの制作が主流でした。
【eラーニングの導入】

その後、お客様はeラーニングをより活用するため
コンテンツを増やしたいというニーズが高まりますが、
予算との兼ね合いにより内製化の方向へ進みます。
今度はツールや内製化トレーニングの提供でした。
【内製化】


学習教材も充実すると今度は運用を見直し、
システムの入れ替えやカスタマイズを検討し始めます。
部署内導入の場合は全社拡大利用、全社導入の場合は部署内でより充実した教育へ、
といった形です。(部署での管理、AD連携、、。システムカスタマイズ)
【運用の拡張/オリジナル化】


ざっくりとこれが、一昨年まででした。
SATTもシステムの会社になったのかなっと思うぐらいでしたが、
ふと振り返ると、去年からコンテンツの制作案件が多くなっており、
気付いたら、ほぼ全てが動画またはHTMLのコンテンツになっていました。

モバイル向け(というよりも、PCとモバイル両方できること)のニーズが高まり、
実現できる時期に入った様です。
【新しいコンテンツ】


これが回答。



本当はもっと以前から、スマートフォンやタブレットが普及しだしており、
モバイルでのラーニングが取りざたされてきましたが、
HTMLでのアニメーションはまだOS的にも不安定で開発コストもかかる状態でした。
特に学習端末も機種やOSのバージョンによってまだばらばらで、
学習環境として提供できるものではありませんでした。

2011年 Android 初期ユーザーが2年縛りから解放され
iOSもまた、iOS5、iPad第3世代辺りから、iPad の企業導入も増えてきたため、
よりニーズが高まって声となったのが、2014年。
気付くと、PCもモダンブラウザ(IE9以上)の利用比率が上がり
丁度よいタイミングの時期だったようです。



そして、今年も引き続き、コンテンツが波のようです。



SATTでは、モバイルも対応しているLMS(smart FORCE)と共に、
Flashよりもコストを抑えて提供するコンテンツ制作の受託サービスとの充実と、
内製化を支援するコンテンツ作成ツール(smart PREO 3)の準備が整いました。


さあ、次は皆さんの会社でモバイルラーニングを検討してみませんか。

posted by まっくす at 17:35
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2014年10月15日

eラーニング導入のその先

私は開発を少し経験した後、営業としてお客様と向き合い10年近くなります。
企業の数だけ教育は存在するため、本当に様々な業種業態、状況のお客様とお話をし、
eラーニングを提供してきました。

もちろん環境や利用法、内容についてはそれぞれ異なりますが、
eラーニングのシステム(形)としては、根本的な所は同じものと考えることができます。
そろそろ他のことも、、と考えていた所でつい最近、上司の奨めで、改めてeラーニングとは、
教育とは、的な事を学習する機会がありました。
どちらかというと、学問的な内容だったのですが、とても興味深い内容でした。

ざっくり言ってしまえば、全てはPDCAを回すことなのですが、
システムベースの考えから、改めて教材コンテンツの構成、提供方法その後について考えさせられました。


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企業の教育は、ゴールベースデザインであり、目的があり、
そのためのステップとしての教育を、eラーニングで提供する事が本来の目的であると考えます。

しかし、企業の代表的なeラーニング導入としては、やはり情報セキュリティや
コンプライアンスの教育として全社的に実施するものが多く、
それのみでeラーニングが完結している所も多いかと思います。


私のお客様も、多くは半年ほどは本当につきっきりのような対応になるのですが、
その後ぱったり問合せがなく、久しぶりにお話を聞くと、
ものすごい数の教材になって、eラーニングをフル活用されている所もあります。
また、年に数回を何年も継続して利用されている所もあります。

しかし、どうも提供するだけで終わっているのではないか、
評価改善については見えてきませんし、企業として行き付く先、
企業収益に貢献できているかどうかは、十分ではないように思われました。


せっかく導入していただいたのだから、、。

企業での教育というものをもう一度考えることによって、
改めて導入後、暫く経ったお客様に、もう一歩先のお話を聞いてみたいと思いました。

posted by まっくす at 11:16
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2014年08月06日

TinCan APIの分科会発足

モバイルラーニングコンソシアム(mLC)と、日本イーラーニングコンソシアム(eLC)は
「TinCan API (正式名称:Experience API)」に関するプロジェクトの一環として
以前より準備されてきた以下の2つの分科会を発足し活動を開始しました。
TinCan API は、従来のLMSに依存することなく、様々なデバイスからあらゆる学習記録を可能とする規格であり今後のeラーニングに深く関わるであろう内容になっています。

1.TinCan規格普及分科会
 本会は、eラーニングの履歴情報をビッグデータとして活用していく上で、様々な仕組みや学習結果をいかに活用できるか様々な課題を解決しつつ、TinCan規格の普及促進を目指していくものです。

 <課題と目的>
 TinCan API のLMSへの採用促進/APIの標準化、統一化/TinCan技術者資格の創設/学習ポートフォリオの共通化


2.TinCan利活用研究分科会
 本会は、TinCan規格の利活用に関する提案、研究を中心に活動していく予定であり、履歴情報を格納していく仕組みとして重要なLRS(Learning Record Store)を研究目的として設置し、教材コンテンツや管理ツールの開発を通じて評価していくものです。

 <課題と目的>
 テストベッドの公開/具体的な活用例の蓄積/活用アイデアの提案/個人情報の扱い


上記の内、「TinCan利活用研究分科会」は8月1日に第一回の開催をしており、今後関係者間でどのように進めていくか検討しました。
「TinCan規格普及分科会」については第一回の開催が8月7日(木)に開催されます。

基本的に分科会参加においてはmLC 、eLCの会員に限りますが、ご興味のある非会員の方は個別にもご相談ください。

※詳細と参加のお申込みはこちらから
posted by Dario at 13:51
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