開発部だより 第20回
今回は、ColdFusionのデバッグ時のお役立ちについて、ご紹介します。管理者画面(通常「http://[ドメイン名]/CFIDE/administrator/index.cfm」)の「デバッグとロギング」-「デバッグの設定」で、開発中はみなさん「デバッグの有効化」と「Robust 例外情報の有効化 」にチェックを付けて、開発していることと思います。
これにより、デバッグ情報やエラー情報が画面上に表示されるので、かなり便利です。
しかし、サーバを公開した後に、なんらかの不具合が出た場合、画面上に、デバッグの表示なんかできないですね?
ユーザーがアクセスして、問題ない場合も、SQL文やら変数の値といったデバッグ情報が表示されてしまい、かなり美しくない状態になります。(たぶん、驚いて電話してくる人もいるでしょう。。。)
そこで有効なのが、「デバッグする IP アドレス 」の指定です。
「デバッグする IP アドレス 」で「現在のものを追加」ボタンをクリックすると、自分の使用しているIP アドレス が「デバッグ出力用に選択した IP アドレスの表示/削除 」に自動的に挿入されます。
これによって、
特定のIPアドレス(現在の自分のIPアドレス)のみに、デバッグ情報が表示されることとなります。
他のIPアドレスを使用している人にはデバッグ情報が表示されませんので、公開中であっても問題なく使用できます。