そこで今回は色彩の効果を応用して人間関係に役立てるメソッドをご紹介いたします。
色には暗い色と明るい色があります。
暗い色は黒いインクに赤や青の絵の具を足しても色が変わらないように、「何者にも染まらない」という固いイメージを周りに与える作用があります。
裁判官が黒い衣装をまとうのは誰の忠告にも染まらず、法のもとに公平に裁判を行うという意味があるようです。
反対に明るい色は白い布がインクに染まるように「あなたを受け入れる」という優しいイメージを相手に与えます。結婚式で花嫁が淡い色のドレスを身にまとうのは白い生地がどんな色にも染まるように「あなたの色に染まります」という新郎へのメッセージが込められています。
このように黒と白には他者と自分との心の距離を周囲に表明することでイベントをスムーズに行うことを助ける能力があるのです。
黒い服装は何者にも染まらないという印象を与え、他者との距離をつくり、
淡い色は「何者にも染まっていない」純粋なイメージを伝えることで相手の好意を呼ぶ効果があるのです。
よって親しくなりたくない相手とのやむおえない会食には黒めの服装をお勧めします。態度で示すことも重要ですが色の効果を使って、相手になんとなく気がないことを伝えるのです。
逆に好意のある相手であれば黒い色を避けて優しい色のコーディネートをすることで印象が良くなります。得に淡い桜色は女性色の意味も備えているためデートには最適ですyo。
