開発部だより 第15回
SATTでは、Attain3も含めてサーバサイドの仕事の比率が増えてきています。DB、サーバ系の仕事は楽しいのですが、クライアントで完結していた仕事に比べて、やはり苦労も多々あります。特に、一番困るのが、サーバが止まってしまうことです。これは、外部的な要因も含めて様々な原因が考えられますが、ColdFusionを使用する上でこれは便利という機能を1つご紹介します。
ColdFusionは、管理者画面で様々な設定を行えますが、サービスが止まることがある場合は、「リクエストタイムアウト」を有効にしてみてください。
「リクエストタイムアウト」は、一定時間経過した処理を強制的に終了させる機能です。
そして、「ロギングの設定」で、「処理時間の遅いページのロギング」を有効にして、「リクエストタイムアウト」と同じ秒数を設定します。
これによって、どの処理が重くてサーバに負荷がかかったのかということを調査することが可能になります。
そして、どうしても処理に時間がかかってしまう処理は、次のスクリプトを使用すれば、設定した時間分は、処理を終了せずに実行してくれます。
<cfsetting requesttimeout="[秒数]">
私は、最近はリクエストタイムアウトは「30秒」にして処理に時間のかかっているファイルを特定するようにしています。「リクエストタイムアウト」のデフォルト値は「60秒」なので、少し厳しい設定なのですが、そうそう処理で「30秒」もかかるものはありませんので、問題なく運用できています。
他にも、Coldfusionのサーバ設定で、サーバ上の問題を探る様々な機能がありますので、皆さんぜひ、Coldfusion管理者画面を見てみてくださいね☆