eラーニング本音でトーク その66
2007年は、企業の不祥事に関する事件が多かったように思います。特に食品関連の賞味期限の偽造や、原材料の偽りなどは私たちの食に対する信頼を大きく損なうものでした。
それらの不祥事は、個人的なものではなく、組織ぐるみで行われたものが多くありました。
営利至上主義で走ってしまったのが一番の原因であると思いますが、企業活動が非常に厳しい世の中になっているのも背景にあると思います。大量消費の時代に比べてモノは売れなくなっており、そのため価格転嫁もできず、コスト削減を極限まで追及しなくてはなりません。
コスト削減のために、教育や研修にあてる時間がどんどん少なくなっていることでしょう。
モラルやコンプライアンスの教育を受けなかったり、企業理念や企業の社会的責任を理解せずに単に忙しく働いている、働かされているケースが多くなっているのも一連の不祥事の要因の一つと考えられます。
先ほど打ち合わせをした方の話では、
「以前は2年間かけて、企業研修を行っていたけれど、今では2時間しか与えていないのです。」
ということがありました。
確かに、研修や教育は、すぐには企業としての成果に結びつかず、コストもかかり、関係スタッフの作業を増加させます。
しかし、ここを省略してしまうと、中長期的には、企業の不祥事を生じさせてしまったり、企業を衰退させてしまうことになることでしょう。
世界屈指の経済大国と言われたころの日本は、教育にもっと熱心であったはずです。
これからは教育や研修をないがしろにせず、もっともっと企業における研修や教育をクローズアップしなくてはならないでしょう。
もちろん、集合教育も必要です。加えて、ITを使った教育を行うインフラを整えることはこれからの企業においては不可欠でしょう。つまり、eラーニング形態での企業教育は、企業において必須のソリューションと言えるでしょう。
SATTにはそのインフラを揃えるすべてがあります。是非お問い合わせください。
「ラーニングが経営を変える」・・・SATT
http://satt.jp