開発部だより 第12回
開発部で、ディレクションをしていると、自分の進め方は、効率が良いのか?正しいのか?ということは、やはり気になります。特に、システム系ではドキュメントベースで最初に仕様を決めたのに、開発の途中でクライアントにレビューしてもらうと、なぜか仕様の変更が発生したりと、最初に決めた通りでOKとはなかなかなりません。
これでいつも、自分はなんて力不足なんだ。。。と反省し落ち込むことが多々あるのですが、先日、UMLの開発プロセスの講義を受けて、おもしろい話を聞きました。
それは、要件定義→仕様決定→開発→テスト→納品といった今まで一般的と言われてきたフローは実はあまり現実的ではないということです。
この従来の形式は、ウォーターホール型開発プロセスと言われるそうですが、プロジェクト終盤まで不具合が明らかにならなかったりと欠点が多く、現在は、スパイラル型と言われる、目標→開発→テストをフェーズごとに繰り返して、リスク分散をする開発プロセスが主流とされているようです。
これを聞いて、自分の力不足はその通りなのですが、「そうだよね、やっぱり要件定義と仕様決定で開発するだけで終わる訳ではないよね〜!」と少しほっと致しました。
もちろん、規模や内容によるので一概には言えませんし、開発プロセス自体、他にもいろいろあるのですが。。。