内容は、
”話を聴いてもらう事を体験し、聴くことの大事さとその効果を体験して実践する”
というものです。
体験学習のようなもので、「部下育成」が会社の目的ですが、
実際には好きなように自由な内容で話をしていたので、ほぼカウンセリングのような感じでした。
”自由な話題”の中で、ずっと気になることがあったので、その話をしてみることにしました。
皆さんは、自分の将来像、とか。
「将来どうなりたい?」、「どういう風な人生、自分になってたい?」など
キャリアプランについて考えたことはありますか?
人に安易に聞いてしまう事があるのですが、実は私自身、明確な答えを出すことができていません。
目標や将来像を見据えて計画し、行動することが大事。とよく聞きます。
身近な仕事に置き換えると、よく理解できるのですが、
それとこれとはちょっと違う。仕事は目的、目標が明確だ。
では、目標がないと、それに向かって頑張れないのか?
自分は人生をきちんと生きていることができていない?(かなり極振りですが)
ウンウンと考えても、出ないものは出ない。
アドバイスは、逆に考えてみたらどう?です。
どういう風にはなりたくないか、何が嫌いか、想像したくない人生は何か。
嫌なことは直ぐに出てくるものです。
なので、まずはそうならないために、どうするかとか。
それから、誰かを目標にすることは解りやすく、設定しやすい。
まずは、そういう事から考えてみる、という事でした。
ーーー
う〜ん、何となく、少しだけ見えた気が。。
でも、やっぱりよく分からない。
なので、逆に質問してみました。
「〇〇さんは、どんな目標、計画を立てているのですか?」
答えは、「プランド・ハップンスタンスよ」でした。
意味は、
「キャリアというものは偶然の要素によって左右されるものが多く、
偶然に対してポジティブなスタンスでいる方がキャリアアップにつながる」
という考え方のことです。
そういえば、と自分を振り返るとなんだか納得の言葉でした。
ただ、この偶然を引き寄せるために、5つの行動指針が挙げられています。
1.「好奇心」 ― たえず新しい学習の機会を模索し続けること
2.「持続性」 ― 失敗に屈せず、努力し続けること
3.「楽観性」 ― 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
4.「柔軟性」 ― こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
5.「冒険心」 ― 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
具体的な目標をもって、計画的に進める人は多くはありません。
キャリア形成の8割は、"予期せぬ偶然によるもの"という研究データがあります。
もし、目標立てなきゃな〜と漠然と考えて、答えが出ない人、
キャリアで悩んでいる人がいたら是非この言葉を頭に思い浮かべて、
5つ行動を積極的にこなしてみてください。
そうした結果、気づいたらきっとなりたい自分になっているはず、、です。
私もそう考えて頑張ろうと思います。
あ、これは研修とは全く関係ない内容です。
もちろん、目的の研修は身になる内容でした(笑