SATTの最新世代の学習管理システム『学び〜と』では、年4回のバージョンアップをおこなっておりまして、より良いeラーニングプラットフォームとして進化するべく、開発や試行錯誤を繰り返しております。
本日は、2022年に実装予定の最新の機能に関してご紹介したいと思います。
アダプティブ・ラーニング機能
皆様、「アダプティブ・ラーニング」という言葉をご存知でしょうか?
教育と言うのは本来、学習者の理解度レベルに合わせた教育を実施しなければなりません。東大受験を目指している高校生に中学生レベルの問題をやらせても、また逆に中学生に東大レベルの難解な問題をやらせても、いずれも最良の学習効果を得られないのです。
「たしかに習った…しかし頑張って解かないと簡単には解答できない」
そんな、本人にとって最も実力のつく「ちょうど良い学習課題」を与える。
個々人に合わせて、学び(ラーニング)を、調整(アダプティブ)できたら良いのですが、教室での授業であっても(企業の場合は「集合研修」がそれにあたりますね)、何らかの課題提出であっても、さらに、今までのeラーニングにおいても、それはなかなか難しかった、というのが現実です。
なので、受験教育においては「家庭教師」が重宝されたり、企業内教育においては「OJT」が重視されたりもしていました。
ですが「一対一の教育」というのは、当然ですが最も高価で教育者側の負担も大きいものです。企業においては、見えない工数として実は会社の教育コスト、ひいては経営を圧迫しているのです。
この「一対一の教育」のように、学習者の学習理解度に合わせて、課題(=コンテンツ)の難易度を『学び〜と』が自動で調整してくれたらどうでしょう?
受講者が1000人いても1万人いても、一人一人に合わせたアダプティブな教育が時間・場所にとらわれず実施できるのです。
(これが『学び〜と』に来年実装される「アダプティブ・ラーニング機能」です)
…上記しました新機能ですが、勿論、事前に学習理解度を測る為の教材を設定し、その理解度に合わせてどの教材を提示するかは、あらかじめ管理側で設定しておく必要がありまして、そこは最初手間もかかるのですが、一度設定すれば後は学び〜とが個々の受講者対応をしてくれますし、こだわればこだわるだけ「無限に分岐する、自分の為だけの学習コース」を、受講者に体感してもらうことができます。
本機能、『学び〜と』管理者の皆様には是非ご活用いただきまして、受講者の方々に「かつてない学習体験」をご提供いただければと願っております。
これからも、多くのお客様に喜ばれる新機能を「学び〜とチーム」一丸となって生み出していければと思います。「皆様の『学び』に幸多からんことを」
※上記は、2021年11月1日現在での開発予定です。開発計画は予告なく変更・延期・中止をする場合があります
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