2021年03月23日

個人情報管理の難しさ

久々の投稿になりますumpcです。

先週、LINEが不適切な個人情報管理をしていたというニュースが流れ、自分の個人情報は
大丈夫かと不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

個人情報保護法では、本人の同意なく外国に個人情報を持ち出すことが禁じられてます。
これは外国から日本国内のサーバーに入っている日本人の情報にアクセスすることも禁止していて、
中国にあるLINEの関連会社はこれに違反しました。

いったん、国外に流れてしまった個人情報は日本の法律が通用しなくなってしまい、
流出先の法律で管理されてしまう可能性がありますので、法律で厳しく管理しています。

「外国にある第三者への提供制限」は2017年の法改正で盛り込まれた内容ですが、
グループ会社(子会社、関連会社)や業務委託契約を締結した会社であっても、所在地が海外であれば
本人の同意が必要になるというのが浸透していないのかもしれません。

SATTはPマークとISMSの認証を取得して、個人情報の管理には常に注意をしています。
毎月、『学び〜と』を使った従業員教育も実施して、情報セキュリティの意識向上をしています。

2022年にはさらに改正された個人情報保護法が施行されます。
社会人になっても常日頃の学習は欠かせませんね。

ところで、LINEの利用者が国内に8600万人もいたことに驚きました。
2020年のデータになりますが、月間のアクティブユーザー数が世界で2.2億人なので、
世界の利用者の約4割が日本となりますね。
posted by umpc at 11:24
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