こういう相談を受けることが多くなりました。
集合研修、特に講習会のような専門のテキスト(冊子)を用意(配布)して
講義を提供されているのような事業(サービス)を行っているところは、
eラーニング化をどのように進めたらよいか、悩まれているのではないでしょうか。
コンテンツを作成といっても、テキストが何十ページ、数百ページもあるものを
作り変えると考えると頭が痛くなりそうな問題です。
もちろん、実際の講習では限られた時間内に効率よく情報を伝えていくため、
必要な個所、重要なポイント解説がメインになってくると思います。
ですので、そのポイントをまとめてコンテンツ化するという場合もあります。
ただ、容易にテキストをキャプチャして張り付けて作成してしまうと、
文字が小さかったり、画像がぼやけたりしてしまい、
モニタや端末ではみにくく、新たに作り直しが必要になる場合も出てくるでしょう。
このテキスト冊子がそのまま利用できたらいいですね。
こういった講習形態は、学校の授業と似ています。
学校ではICT(Information and Communication Technology)教育が進められてきており、
近年はより環境が整ってきたこともあり、いろいろなツールが安く手に入るようになりました。
例えば、書画カメラ。
様々な授業(教科)で書画カメラが活用されています。
「しょが??」そうそう、昔のOHPみたいなやつです・・・。(わかる方は古いww)
いや、別物ですが。これを活用する方法です。
テキスト(教科書)の説明では、重要な箇所にマーカーを入れていく場合もあるでしょう。
講師が手書きで線を引いたり、解答の流れを見るのが一番ではないでしょうか。
そうです、これを使えばわざわざテキストから抜粋してデジタルでテキストを作る必要がなく、
配布しているテキストをそのまま利用できるのです。
書画カメラは、安いものですと1〜2万ぐらいから入手可能です。
持ち運びがしやすいものもありますので、どこでも簡単に作成することができ、
この説明を映像として保存しておけば、素材としてそのまま利用できます。
先のブログで、Zoomなどを使ったブレンデッドラーニングを紹介いたしましたが、
受講者がいない状態で講習を行い、録画したデータを加工すれば、
簡単に講師の解説映像と手元の説明資料を同時に作成することができます。
教育のタイプにより、eラーニングの方法も様々です。
集合研修の良いところをITを活用して、eラーニングにも取り入れることができれば
今まで以上の教育を提供できるようになるのではないでしょうか。
もちろん、作成したeラーニングコンテンツを乗せて受講管理するのはLMSですので、
「学び〜と」も併せてご検討くださいね。
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