開発部だより 第417回
こんにちは、たっくんです。
現在は、Flash Playerのサポート終了に向けて、smart FORCE の完全HTML移行版であるsmart FORCE V3(以後V3と略す)の作業で、追われる日々を送っております。
じつは現在、smart FORCE V2.3.1までをお使い頂いているお客様向けに、先行してV3化作業を行っております。
2020 年末 Flash Player のサポート終了(出典 Adobeサイト)
V3になる事で、もうFlash Playerを利用しなくてもよくなりますので、Flash Player バージョンによるシステム動作への影響はなくなります。
ただV3に関しては、HTMLのオフジェクトでシステムを構築するので、Flash版の際と若干インターフェースが変わる部分もあり、また、ブラウザーの影響を大きく受けるので、開発には苦労しました。
開発中に常々思った事としてFlashオブジェクトは、セキュリティーの問題はあったがプログラムの内部動作はかなり優れていたんだな〜と思いました。
同じ事をHTMLで実現しようとすると、オブジェクト(チェックボックスやテキストフィールド等のパーツ)毎にその都度作成する必要がある為、処理に時間がかかって、最適化が大変でした。
また、JavaScriptで画面を作成する部分では、ブラウザーの処理ルーチンの性能が顕著に出る為、非常に苦労しました。(限界があります・・・

まあ、IE 11なんですけどね。
マイクロソフトもIEの開発を断念し、Edgeの利用を推進しておりますが、まだまだ日本のオフィスではIEの利用率が高い為、IE対応は必須ですが、処理性能が段違いですので、大量のデータを扱う smart FORCEの管理者は、出来ればEdgeやchromeを利用して欲しいですね。
もうすぐ smart FORCE V3 の動作確認用のデモページを公開しますので、ご興味のある方はご覧いただければ幸いです。