2019年11月09日

iOS 13とiPadOS 13でのSafariの困った仕様変更

今年の9月にiOS 13がリリースされましたね。
しかも、今回はiPad用にiPadOSもリリースされました。

OSが変わって、Safariで追加された機能があります。
iPhoneユーザーの皆さんはアドレスバーの横に見慣れないアイコンが出来たことに気づいた方もいるかもしれませんね。
iphone.png

iPadでもあります。
ipad_p.png
ん???
モバイル用Webサイトを表示?
・・・設定画面を見てみよう。
ipad_setting.png
iPadはデフォルトで「デスクトップ用サイトを表示」がONになってるのか。。。


実はこれ、一大事なんです。
ウェブサイトを閲覧するときにやり取りする情報に「ユーザーエージェント(略:UA)」というものがあります。
表示させるウェブページの内容を変えたりするのに使います。モバイルの場合は見やすいように配置を変える、とかですね。

iPadOSでSafariの「モバイル用Webサイトを表示」やiOS 12の時のUAは
Mozilla/5.0 (iPad; CPU OS 13_1 like Mac OS X) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Version/13.0.1 Mobile/15E148 Safari/604.1
のようなものです。
うん。「iPad」って書いてあってわかりやすい。

ですが、「デスクトップ用サイトを表示」にするとUAは
Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_15) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Version/13.0.1 Safari/605.1.15
のようなものに変わってしまいます。
「Macintosh」!? Macと表示が一緒になっちゃった・・・

今回は、UAにMacintoshがあって、さらに画面をタッチして動かすことが出来るかでMacとiPhone/iPadの区別はできそうです。
とりあえずはよかった・・・のかな?

システムの世界はたくさんの会社・団体・研究機関・個人が影響しあっていて、難しいですね。日々勉強です。
ちなみに、学び〜とは表示されているウィンドウの幅で配置を変えていますよー。
posted by petite voiture at 17:36
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