営業の Blue です。
前回は、医療系大学向けの学習管理システム「教育支援システム(ESS)」の概要をご紹介させていただきました。
今回は、今月末リリース予定のESSの新機能『授業支援』をご紹介いたします。
これまで、「ESS」は主に高学年での「国家試験対策」や「CBT対策」での活用が中心でしたが、ここ数年は低学年での授業でESSを活用するお客様が増えています。
これは、入学者の基礎学力の低下(留年生の増加)や国家試験の難化(高学年での学習では間に合わない)により、低学年のうちに基礎学力と毎日の学習習慣をしっかり身につけることが必要なためとのことです。
そこで、現在、ESSを授業でご利用の先生方のご意見・ご要望を活かした『授業支援』を開発し、今月リリースとなりました。
以下、授業支援の特長と5つの機能概要をご紹介します。
【特長】
・スマートフォンを使うことで、PCやLAN環境のない大教室でおこなえます。
・プリントの印刷や配布にかかる「時間と労力」および「紙代のコスト」削減にもなります。
・クリッカーと違い、学生ごとの解答データが簡単に集計・分析できます。
・文科省が推奨する「授業時間外の予習・復習」「アクティブラーニング」の実践ツールにも最適です。
・プレテスト、ポストテストでは、合言葉の入力が設定でき、簡単な出欠管理にも利用できます。
・解答状況はリアルタイムで把握でき、採点集計も瞬時におこなえ、理解度確認に最適です。
・講義では、あらかじめ用意した問題の中から、授業の進捗にあわせていつでも開始できます。
・また、残り時間によって出題数を変更したり、解答結果によって出題問題の変更が自由にできます。
【機能】
・予習:授業に関連する予習問題の出題(授業前)
・プレテスト:授業の開始時に行うミニテスト(授業中)
・講義:1問づつ、解答結果をグラフ表示→解説や類似問題の出題(授業中)
・ポストテスト:授業の終了時に行うミニテスト(授業中)
・復習:授業内容に関連する問題の出題(授業後)
文頭にも記載の通り、授業支援のリリースは今月中に行う予定ですので、ぜひ新年度より
ご活用頂ければ幸いです。
また、ユーザー以外でご興味を持たれた方もお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。
注)今回の『授業支援』機能のリリース対象は、薬学版と管理栄養士版になります。