開発部だより 第354回
OLIONです。
開発事業部の中でも私は運用業務を主に担当しているのですが、運用業務開始前に受注活動として、顧客に見積書を提出し、発注を受けるのですが、今回は、その見積書について顧客に迷惑をかけた出来事についてお話しします。
見積書は、営業から顧客に提出するのですが、試験運用業務の場合、毎年実施されていて、
受験人数によって、見積金額が決まってくる場合があり、我々運用担当者が、昨年の見積書から、変更内容を赤字で修正したEXCELファイルを営業に渡し、それを基に見積書を作成する場合があります。
今回は、ある項目の単価が、昨年までの小数点以下のない値から小数点以下1桁まである値になり、それに件数を掛けて見積金額に問題がありました。
EXCEL画面の表示では、小数点以下は表示されないのですが、実際には、小数点以下の数字が存在し、合計金額までは、問題なかったのですが、消費税額が、例えば、合計金額500,000円の場合、40,000円となるはずが、39,999円となってしまっていました。
そのことに気付かず、訂正がされないまま、顧客まで届いてしまい、再発行となり顧客に迷惑を掛けてしまいました。
当然、小数点以下の単価の場合は、件数を掛けた値については、小数点以下切り捨て等の対応をするため、関数を組み込む必要があります。
今回のミスを教訓に、営業に提出する見積書等の金額のはいった資料を渡す場合は、細心の注意を払う必要があることを痛感しました。
以上
OLIONの経験した・気づいたことシリーズ
○EXCELを運用で使用した際に経験したことについて
〇運用業務での手作業部分について
○データインポート処理で気づいたこと
〇バーコード読み取り作業で経験したことについて
〇EXCELを使用した際に経験したことについてPART3
〇試験運用業務で経験したことについて
〇試験運用業務で経験したことについてPART2
○データ作成業務で経験したことについて
○試験運用業務での経験したことについてPART3
○はがき印刷業務について
○運用業務開始前の個人情報の取り扱い確認について
○マークシート用紙作成業務について
○データベースの容量について
○本番移行作業で経験したことについて
○プログラム開発作業で経験したことについて