開発部だより 第343回
OLIONです。
開発事業部の中でも私は運用業務を主に担当しているのですが、今回は、サーバシステム用に、オンラインシステムで前日更新があったデータを取り込むためのデータを作成するプログラム(言語はCOBOL)について、更新項目を追加するという改修を行っていて起こった出来事を紹介します。
改修作業にあたっては、事前にPCLと呼ばれるプログラムチェックリストの作成が必須となります。
今回も、改修部分については、当然のチェックを行い、正しいことを確認しました。
その後、本来あまり表れないケースについてのテストを実施しました。
それは、サーバに取り込まれたが、その後、削除処理が発生してサーバからも削除するためのデータについて確認になります。
削除データについては、フォーマットは更新データと同じでキー項目のみ指定して、その他の項目は初期値のままという仕様です。
プログラムでは、フォーマット部分のみ修正して、ロジックの修正はないので、大丈夫と判断していたのですが、実際は、出力フォーマットがおかしくなっていました。
出力ファイル自体には問題はなかったのですが、それをサーバ用にファイル変換する際のパラメータが間違っていることがわかりました。
PCLには今回の仕様変更では、改修した部分のチェック項目はもちろんですが、改修していない部分についてもチェック項目に入れることが重要であることを痛感しました。
以上
OLIONの経験した・気づいたことシリーズ
○EXCELを運用で使用した際に経験したことについて
〇運用業務での手作業部分について
○データインポート処理で気づいたこと
〇バーコード読み取り作業で経験したことについて
〇EXCELを使用した際に経験したことについてPART3
〇試験運用業務で経験したことについて
〇試験運用業務で経験したことについてPART2
○データ作成業務で経験したことについて
○試験運用業務での経験したことについてPART3
○はがき印刷業務について
○運用業務開始前の個人情報の取り扱い確認について
○マークシート用紙作成業務について
○データベースの容量について
○本番移行作業で経験したことについて