2017年03月15日

プログラム開発作業で経験したことについて

開発部だより 第343回


OLIONです。
開発事業部の中でも私は運用業務を主に担当しているのですが、今回は、サーバシステム用に、オンラインシステムで前日更新があったデータを取り込むためのデータを作成するプログラム(言語はCOBOL)について、更新項目を追加するという改修を行っていて起こった出来事を紹介します。

改修作業にあたっては、事前にPCLと呼ばれるプログラムチェックリストの作成が必須となります。
今回も、改修部分については、当然のチェックを行い、正しいことを確認しました。
その後、本来あまり表れないケースについてのテストを実施しました。
それは、サーバに取り込まれたが、その後、削除処理が発生してサーバからも削除するためのデータについて確認になります。

削除データについては、フォーマットは更新データと同じでキー項目のみ指定して、その他の項目は初期値のままという仕様です。
プログラムでは、フォーマット部分のみ修正して、ロジックの修正はないので、大丈夫と判断していたのですが、実際は、出力フォーマットがおかしくなっていました。
出力ファイル自体には問題はなかったのですが、それをサーバ用にファイル変換する際のパラメータが間違っていることがわかりました。

PCLには今回の仕様変更では、改修した部分のチェック項目はもちろんですが、改修していない部分についてもチェック項目に入れることが重要であることを痛感しました。

以上

OLIONの経験した・気づいたことシリーズ
EXCELを運用で使用した際に経験したことについて
運用業務での手作業部分について
データインポート処理で気づいたこと
バーコード読み取り作業で経験したことについて
EXCELを使用した際に経験したことについてPART3
試験運用業務で経験したことについて
試験運用業務で経験したことについてPART2
データ作成業務で経験したことについて
試験運用業務での経験したことについてPART3
はがき印刷業務について
運用業務開始前の個人情報の取り扱い確認について
マークシート用紙作成業務について
データベースの容量について
本番移行作業で経験したことについて
posted by オライオン at 10:10
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