2016年06月28日

マークシート用紙作成業務について

開発部だより 第318回


OLIONです。
開発事業部の中でも私は運用業務を主に担当しているのですが、その中で試験の採点処理の準備としてのマークシート用紙の作成業務について説明します。

マークシート用紙は、書式を変更しないで毎回の試験をされている顧客もいますが、毎回、書式の変更をされる顧客もいます。
その場合は、問題数、それぞれの問題の選択肢数によってマークシートの印刷会社に版下を作成していただきます。
その版下を、顧客に確認いただき、問題がなければ、必要枚数の印刷に入ります。

顧客によっては、マークシートにあらかじめ受験番号と、その受験番号のマーク(黒い楕円))をプレ印刷する場合もあり、それにも対応しています。
受験番号のマーク印刷は、マーク位置にズレが極力生じないように、マークシート用紙を単票ではなく、左右に紙送り用のスプロケット穴のある連続用紙にマークを印刷して、その後、単票に切断するように印刷会社が行い、納入してきます。

ここからが私たちの作業になります。
まず、納入されたマークシートを、あらかじめ顧客からいただいた受験番号の区分け単位で封筒に入れます
封筒には、その区分けの受験番号の先頭番号と最終番号を印字したラベルを貼付しておくようにあらかじめ準備しておきます。
1試験で会場が複数の場合は、会場名も印字する場合もありますので、ラベルの書式も事前に顧客と相談しておく必要があります。

また、試験が、例えば3時限ある場合は、その時限分の色分けした封筒の準備も必要です。
封入の済んだマークシートについて、正しく封入されているかの確認作業を行います。
まず、その封筒に入れるべきマークシートの枚数が正しいかを確認します。
次に、封筒に入っているマークシートの受験番号が連番で、1枚ずつ(重複がない)になっているかを確認します。
最後に、運用責任者が封筒の中のマークシート用紙の先頭と最後の番号が正しいことを確認して段ボール箱に封入します。
段ボール箱に、その中に入っているマークシートの最初と最後を表示したラベルを貼付する必要もあります。 
ここでの何よりも大事なのは、地道なマークシートの確認作業です。
これらの確認作業の中で、マークシートの汚れや折りがないかをチェックも、もちろんしています。
以上

OLIONの経験した・気づいたことシリーズ
EXCELを運用で使用した際に経験したことについて
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posted by オライオン at 17:44
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