開発部だより 第315回
今年すでに蚊に3回刺されました、開発部ジッパーです。
みなさん、“ニゴロ”ってご存じですよね。
そう、コンピュータ界でいうキリのいい数字、“



1バイト = 8ビット = 2進数で256通り
ってなわけでコンピュータに関する様々な制限に256の数字がでてきます。
カラー256色、SSD256GBなどなど。
当然、私が主に携わっているメインフレームの世界でも
二ゴロ様がどどーんと立ちはだかることが多いわけですが、
先日、このニゴロ呪縛のせいでトラブル対応に四苦八苦する事態が・・・。
あるシステムでDBの空き容量不足でデータが追加登録できないというトラブル発生。
当然、空き容量が十分にあることは定期的に確認していたので
なぜそんな急にいっぱいに!?

情報リストを出力して確認してみると、やっぱり容量の空きは一杯ある。
ではなぜ容量不足エラーが!?
リストの端っこに、これまでの容量の増分取得回数が表示されていたので
念の為数えてみる。えーと・・・123。
『123? ピンとこない数字だな。 256 じゃないし。』
そう思って華麗にスルーし他の原因を探る。
でもやはりコレだという原因が見つからない。
こんな感じでしばらくワーワーやっている間に、
上司が原点に返って分厚いマニュアルを読みあさっていると、
そこにひっそりと書かれた衝撃の一文を発見!
『エクステント数の上限は123とする。』
コイツかーーッ!!となって急いで増分を調整、DB再編成して解決となりました。
なんで123・・・

(おそらくこれも7ビットでいくつか他で使ってという数字なのか...)
“システムはニゴロが全て”と思い込んでいた自分に猛反省

マニュアルはきちんと読みましょう。
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