なんだか具合が悪い。
おかしいなと、首もとをのぞき込んだら、タグが付いていた。
「えぇ? 前後逆じゃない!うわっ、めっちゃ恥ずかしい。。。」
今まで堂々と歩いていたのに、もう気になったら恥ずかしくて歩けない。
家を出てから3時間ほど経ってからの出来事でした。
大半のシャツなど上衣は、製品表示タグが左側に付いているため、
着込むときにそれをチェックしていれば、頭で正しいと判断してしまい、
多少の違和感も気付かない程に思い込んでしまったらしい。
思い込みだ。
心理学者の鈴木敏明著に「人生の99%は思い込み」という本がある。
その中に、簡単な「思い込み縛られ度チェック」というのがあるので少し紹介。
□子どもが学校へ行くのは当然だ。
□場の空気に水を差さない方がよい。
□女性に年齢を聞くべきではない。
□デートでは男の方がおごるべきだ。
□相手の年齢・地位などによって対応を変えるのは当然だ。
□社員(生徒)の不祥事に上司(校長)が直接関係なくても謝罪するのは当然だ。
□みんなが残業しているときに、一人だけ定時に帰るのはおかしい。
□外出前に髪や化粧(とくに女性)など身だしなみを整えるのは当然だ。
□年賀状などには返事をするべきだ。
□大人になったら、結婚して子どもを持つべきだ。
さて、皆さんはいくつチェックが付いたでしょうか。
この10の設問中、6以上チェックが付いたら常識に縛られていると、言えるらしい。
私は7つ付きました。
結構、常識にとらわれすぎているのかも知れない。
「普通」や「常識」とはその時代、その社会に生きているほとんどの人が
信じている考え=思い込みのこと。
確かに、私は電車の中で大きな声で騒がれたり、混雑時にリュックを背負ってる人が
近くにいると非常に不快に思い「非常識だ!」と感じてしまう傾向が強いのは自覚がある。
やはり、かなり常識に縛られているのかも知れない。
最近、「忙しそうだね」「大変そうだね」「大丈夫? 疲れてない?」と
みんなとても優しいものだから、そう声をかけてくれる。
私はその優しい言葉に心地良くなり、楽な方に流れていく。
『ああ、自分は忙しいんだ、大変だぁ〜、疲れた−。」
「だから、もういっぱいで仕事が追いつかないよ〜、ああ大変だからできないんだ。」
実はそう思い込んでいるだけなのではないだろうか。
私はできる、だからそのためにどうしたら良いのかを考えてみよう。
〜できる−♪、できるー♪、僕ならできる〜♪(song by 松岡修造)
(このブログを書きながら頭の中に歌が流れてきました。)
このカレンダー売れてるみたいですね。励まして思い込ませてますよね、まさに。
自分の人生を充実させるために思い込みを利用してみようと思います。
最近自分が自分に作ってしまった「〜すべき」の常識にとらわれないように気をつけながら。
人生の半分以上は思い込みの様ですからね。
当たる〜♪、当たる〜♪、年末ジャンボ宝くじ!
(あ、これは思い込んでもどうにもなりません。たぶん。)