開発部だより 第290回
夜になりますと、やや肌寒く、キンモクセイの香りが漂っています。
さて、マクドナルド創業のお話です。
今、業績がかなり悪いという事です。直接の原因は、中国で加工された食品らしいのですが、根本的な問題もありと言われています。
タイムリーなのかどうかは分かりませんが、創業時のエピソードを目にしましたので、ちょっと紹介します。
初期、マクドナルドは小さな一地方の繁盛店でした。日本でもありそうな飲食店です。
ここに、レイ・クロックという人物が登場します。仕事は、「マルチミキサー」という飲食店向けの機械の一セールスマンです。
さて、この「マルチミキサー」、一店舗で、8台も所有している店がありました。マクドナルドです。
クロックは、俄然興味を覚え、この店を開店前より観察しました。
すると、開店前より車がひっきりなしにやってきて、客が行列をつくります。彼ももちろん最後尾に並び、客の評判を聞きます。
「ここの、ハンバーガーは旨いし、待たされる事もないんだ」当たり前の事に思えますね。
彼は、店の裏手にも周り、暑い日なのに、全然ハエが見当たらないとか、駐車場にもゴミひとつ落ちていない事などを確認します。
店が閉まった後、クロックはマクドナルド兄弟に自己紹介し、この後、マクドナルドの世界的な展開が始まります。
以上は、「成功はゴミ箱の中に」という著書の導入部よりの抜粋です。
身近の話に置き換えますと、元は、マクドナルドといえど、有りがちな飲食店に思えます。
ご近所の繁盛店が、世界的にまで展開出来ない理由は、どこら辺にあるのでしょうか?
それを望まないからでしょうか?クロックという人物は、とにかくでかい事が好きで、事業拡大に情熱を傾けたという事です。
現状、底迷の原因は、過去を振り返る事により修正が可能でしょうか?
私、個人としましては、メニューが廃止となったときに、注文がしづらかったので、それ以来、利用していません。
小さな顧客情報でしょうか?来店客の情報を得るのは容易いですが、私のように、去った顧客情報は得難いものです。
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