皆様、お盆休みは取得されましたか。
私も先週末実家に帰り、久しぶりに地元の友達と会い花火を観てきました。
最近は人も増え、有料観覧席も早くに売り切れてしまい、会場の近くまで行くことも
難しくなってきたのですが、今年は急遽、友達の知り合いの知り合いの
会場近くの畳屋さんが自宅兼作業所の屋上に招待してくれるとのことになり、
思いがけなく、のんびりと夜空の花火を観て楽しむことができました。
しかし、花火ってなんでこんなに感動するんでしょうかね。
目と耳と体感でしょうか。
美しいって思うのももちろんですが、あの空が震える振動はもうたまらないです。
ところで先日テレビで、花火と音楽と融合した演出の紹介がありました。
点火は全て機械で制御するのですが、花火の色や大きさ、速度、
それらの調和をイメージしながら、0.1秒単位で職人さんが設定していくのです。
機械を使ってもやっぱり職人技は変わらない物なんだなぁと、改めて凄いと思いました。
(実は私も以前花火を取り扱える資格、持ってました。・・・全く関係ありません。)
その流れで、ある病院に入院されている患者の方達に、花火の感動を伝えたい、
といった?内容のプロジェクトがあり、
会場と同じ音楽を病院に流しながら、花火を観覧するというものを紹介していました。
(窓からは花火が見える場所に病院はあります。)
きちんとしたスピーカーが設置され、室内にいてもライブ感を味わう事のできる様に
セッティングされた部屋で、花火を鑑賞した患者さん(おじいちゃん)は、
感動し泣いて喜んでいました。
とても感動的なシーンではあったのですが、
本当に音楽と遠くの花火だけでそこまで感動したのだろうか、という疑問が残りました。
もちろん曲に合わせて表現された花火は素晴らしいものと思いますが、
そして先日、地元で花火を観て答えが出ました。
多分あの患者さん(おじいちゃん)は、昔体験した感情が思い出されて、
そこまで感動したのではと、私は思います。
体験、経験はとても大事なんだなあ、改めて思いました。
(何事もね)
このところ少し涼しくなってきた気がします。
お盆が過ぎるともう秋の気配って、本当ですね。