2015年01月06日

試験運用業務で経験したことについてPART2

開発部だより 第264回


OLIONです。
開発事業部の中でも私は運用業務を主に担当しているのですが、その中で最近経験したことを紹介します。

ある試験システムの運用をしているのですが、運用が最終納品までいった後、顧客に運用結果報告書を提出します。
提出の際は、顧客に内容を読みながら説明します。
この報告書には、顧客から受領した入力物、納品した出力物、出力物に対する検証内容等が含まれています。
また、今回の運用で発生したトピックを特記事項として記載します。
これらは、次回の運用前に見直すことによって、前回の運用から変更になった場合等の注意点の再確認ができるため、効率的な運用を行う際の参考になります。
運用結果報告書は、顧客のためだけでなくわれわれ運用担当者にとっても有意義と考えます。
その説明の中での出来事です。

今回、顧客の要望で追加の資料をEXCELで作成しました。
そして、初回でしたので、その資料の作成方法を説明しようとして、EXCELの「フィルター機能」のままのファイルを使いました。
そして、次の抽出設定を説明するため、現在の「フィルター」抽出を解除しました。
解除後、当然全部のデータが表示されると思ったのですが、なぜか、「フィルター機能」での対象データしか表示されませんでした。
顧客にお渡しする追加の資料自体には問題がなかったのですが、説明用のEXCELファイルについて、持ち出す前の最終チェックをしていませんでした。反省しましたふらふら

顧客先から戻って、納品用フォルダを確認したところ、幸いに格納する前の作業フォルダに、正しいEXCELファイルがありました。
再度、それをCD−Rに作成して顧客にお渡ししました。
せっかくの苦労も詰めが甘いと報われません。

最終チェックや、社内の他の人間への説明を事前にしてこのようなケースを回避するように心がけることが重要と考えます。
以上

OLIONの経験した・気づいたことシリーズ
EXCELを運用で使用した際に経験したことについて
運用業務での手作業部分について
データインポート処理で気づいたこと
バーコード読み取り作業で経験したことについて
EXCELを使用した際に経験したことについてPART3
試験運用業務で経験したことについて
posted by オライオン at 15:45
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