2007年05月08日

一つ習得、eラーニング教材

eラーニング本音でトーク その54

少年野球チームで、子供たちに野球を教えています。その子供たちに野球を教えるステップというものがあります。野球は、投手が投げて始まるわけで、このボールを投げるという方法を習得させることが一番大切です。

私がコーチ成り立てのころは、ただ

 「しっかり相手の胸に向ってボールを投げなさい」
 「しっかり集中して投げなさい」
 「やる気あるのー」

なーんて声を掛けていました。
声をかけると子供たちは顔を赤くして頑張るものの、一向にうまくなりません。
「ダメかな〜」、と思いたくなるところで、

 「まてよー、教え方が悪いんではないか」

と自省しました。

確かに、子供は頑張っている。でも投げ方が本当にわからない、ということがわかってきました。そこから、野球書を読みあさり、ボールの握り、肘の位置などチェックポイントを自分なりに50ほどあげて、子供たちがクリアできていないチェックポイントの一つ一つをアドバイスするように心がけました。一気にたくさん言ってしまうと、混乱してしまうので、一日一つずつのアドバイスです。ただし、その日は子供たちが投げるときに必ず呪文のように注意する点を唱えさせてから、投げさせました。

すると、一旦はよくなりますが、残念ながら次週には忘れてしまいます。でも、根気よく、矯正する点を意識させながら、トライさせると、前回よりも短時間で矯正ができ、だんだん呪文を唱えなくても無意識のうちにチェックポイントをクリアできるようになってきました。

eラーニングにおいても、よくばってたくさんのことを一度に教えすぎてしまうことが多いように思えます。教える方は機械ですから、問題ありませんが、受講者の頭がパンクしてしまうかもしれません。

習得すべきテーマや、現在の習熟度等により、どの程度の密度で教えるかは異なるかとは思いますが、思い切って、

 「一つ習得、eラーニング教材

というのもいいかもしれません。意外と各分野において基本の数というものは少なく、またそれをしっかり習得すれば、応用ができるというのはどの分野でも言えることかもしれません。
posted by M.TOIDA at 10:56
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