私は開発を少し経験した後、営業としてお客様と向き合い10年近くなります。
企業の数だけ教育は存在するため、本当に様々な業種業態、状況のお客様とお話をし、
eラーニングを提供してきました。
もちろん環境や利用法、内容についてはそれぞれ異なりますが、
eラーニングのシステム(形)としては、根本的な所は同じものと考えることができます。
そろそろ他のことも、、と考えていた所でつい最近、上司の奨めで、改めてeラーニングとは、
教育とは、的な事を学習する機会がありました。
どちらかというと、学問的な内容だったのですが、とても興味深い内容でした。
ざっくり言ってしまえば、全てはPDCAを回すことなのですが、
システムベースの考えから、改めて教材コンテンツの構成、提供方法その後について考えさせられました。
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企業の教育は、ゴールベースデザインであり、目的があり、
そのためのステップとしての教育を、eラーニングで提供する事が本来の目的であると考えます。
しかし、企業の代表的なeラーニング導入としては、やはり情報セキュリティや
コンプライアンスの教育として全社的に実施するものが多く、
それのみでeラーニングが完結している所も多いかと思います。
私のお客様も、多くは半年ほどは本当につきっきりのような対応になるのですが、
その後ぱったり問合せがなく、久しぶりにお話を聞くと、
ものすごい数の教材になって、eラーニングをフル活用されている所もあります。
また、年に数回を何年も継続して利用されている所もあります。
しかし、どうも提供するだけで終わっているのではないか、
評価改善については見えてきませんし、企業として行き付く先、
企業収益に貢献できているかどうかは、十分ではないように思われました。
せっかく導入していただいたのだから、、。
企業での教育というものをもう一度考えることによって、
改めて導入後、暫く経ったお客様に、もう一歩先のお話を聞いてみたいと思いました。
2014年10月15日
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