2014年08月26日

意外に複雑・・・エラーチェック

開発部だより 第249回


夏休みリゾート取得のタイミングを完全に見失っている開発部ジッパーです。

甲子園野球で高校球児がエラーしてしまうのを見ると
『一生懸命やってるんだししかたないよあせあせ(飛び散る汗)』とあっさり許してしまいますが、
システムではどんなに一生懸命でもエラーを許してはいけません

そこで、データ入力システム等では必ず必要とされるエラーチェックですが、
どのような場合をエラーとするのか、どこまで細かくチェックするのかというのは
システム知識だけなく業務知識も必要で、全てを把握するのは簡単なことではありません。

そのため、実は入力チェックが足りておらず
本来なら有り得ないデータの入力を許してしまった!という事態が発生することも。。。

COBOLのエラーチェックで基本的なものとしては、

  ■ 未入力でないこと
    IF 項目A = SPACE OR LOW-VALUE  → エラー処理

  ■ 数字であること
    IF 項目A NOT NUMERIC         → エラー処理

  ■ 決められた文字列であること
    IF 項目A = '1' OR '2'
      THEN                 → 正常処理
      ELSE                  → エラー処理


などが挙げられるのですが、これらだけで済む場合はほとんどなく
実は入力条件に範囲指定があったり、別の項目との組合せ指定があったりなど
システム担当者ではわからない条件がたくさんあったりするので、
ユーザーとの打合せ段階でしっかりとヒアリングしておくことが大切です。
 
先日はユーザーから、
“項目Aと項目Bの入力値が指定された組合せ以外の場合、AとBの両方を
入力エラーとするのではなくBだけをエラーにするのが実務的には正しい”
と指摘され、事前の確認不足を反省・・・

システム開発に思い込みは大敵むかっ(怒り)
常にエンジニアとしての自分に対するエラーチェックを心掛けないといけませんね。

エラーに甘くないSATT開発部を今後とも宜しくお願い致します。
posted by ジッパー at 13:23
開発部だより | コメント(0) | トラックバック(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック