開発部だより 第247回
今回は、Internet Explorer の動きがおかしい時の対応について、ご案内します。SATTでは、システム系としては、LMSが有名ですが、実は、業務系のシステムもWebで開発しています。そして、IEを使用していると、何かと動きやレイアウト(表示)がおかしくなって、お問合せなどいただくことがあります。
そこで、IEの動きがおかしい時に、確認する内容を、ご紹介します。
@互換モードになっていないか?
イントラネット環境だと、互換モードがデフォルトなので、よく起きますが、インターネット環境でも、なぜかサイトが登録され、互換モードになることがあります。「ツール」−「互換表示設定」で、互換モードを解除しましょう。レイアウトがくずれていたら、互換モードになっている可能性が高いです。
AWindows Updateが適用されているか?
過去に実際にあったのですが、PCの初期出荷の状態でIEで特定の動作を実行したら、「Internet Explorerは動作を停止しました」とのダイアログが表示され、IEを終了するしか方法がなくなるという状況が発生しました。これは、Windows Updateを適用したら、修正されました。
スタート・メニューの[プログラムとファイルの検索]に、「更新プログラムの確認」と入力して実行すると、Windows Updateの更新履歴を確認したり、適用可能な更新内容を確認できます。
Bいろいろ実施したけどNGな場合

過去のIEには、コンパネの「アプリケーションの追加と削除」から、「Internet Explorerを修復する」という選択肢があったのですが、現在は存在しません。そして、IEの調子が悪いと、IEを再インストールするとか、いろいろな情報がありますが、まずは、インターネットオプションで「リセット」の実行をお勧めします。「詳細設定」タブの「Internet Explorerの設定をリセット」の「リセット」ボタンをクリックします。自分は、なぜかIEでラジオボタンをクリックしても、反応しなくなってしまい、「リセット」を実行したら、修正されました。
後は、キャッシュをクリアするとか、プラグインを確認するとか、F12キーで開発者モードで確認する等ありますが、まずは、簡単だけど有効な(そして意外と忘れがちな)方法を3点ご紹介させていただきました!