開発部だより 第246回
今年ももう8月ですね。去年はかなり暑かった記憶があるのですが、今年はどうでしょうか?
やはり暑いでしょうね。
さて、これはアメリカでのお話です。
その人は、投資会社の方で、バナナ会社同士の合併を成功に導き、一息入れた後の言葉です。
「バナナっていうのは、付加価値を付けるのが難しい商品でね、値段で売るしかないので、寡占状態を演出して値段を維持するしか、バナナ会社を生き残らせる方法はないんだ。」という事です。
昔語りに、バナナは貴重品で、病気の時しかたべられなかったというお話は、聞かれた方もいるとか思われますが、隔世の感がありますね。ものは、バナナだけに限った話ではありませんね。
さて、その方、来日した際に、彼の有名な果物屋さんのメロンを食し、こんな旨いメロンは生まれて初めてですと感動して、アメリカでもこんなメロンが食べたいと仰ったそうです。確かその果物屋さん、一本、1,000円のバナナを売っていたはずですが、そのバナナを食していたら、その方、なんと言ったでしょうか?
バナナはその昔、高級品でしたが(日本だけ?)、今はその地位にはおりません。
メロンは昔から高級品でありまして、ますます高級品度が高まっているようです。私は、未だに高級品であるメロンを食した事はないと自負しています。
商品に付加価値を付けるとか、独自性をを持たせるとか言われますが、時代の移り変わりにも負けないものを造るには、不断の努力が必要でしょう。
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