開発部だより 第236回
最初に「白熱教室」という言葉を耳にしたのは、2,3年前のことでしょうか。
ハーバード大学のサンデル教授の講義がNHKで放映され、そのインパクトの強さが衝撃的でした。
最近は様々な白熱教室が放映されているようで、先日もその一つがたまたま目に入りました。
チラ見なので、テーマは定かでは無いのですが、「社会を良くする為の仕組みの作り方」のような内容でした。
命題として、トロイ戦役でその名を馳せた、オデッセウスが取り上げられていました。
彼は、その帰路、悪名高いセーレーンの歌声を聞きたい自分が抑えられず(この声に呼ばれると、船乗りは航路を過ち、海の藻屑と消えます)、自分自身をマストに縛らせ、乗組員には耳栓をさせて、この難所を越えたという事です。
ここで、質問が生徒に及びます。
「あなた方も、自分で自分の制御が出来なさそうな場合に備えて、何か対処をしている実例はありませんか」
「お菓子を買う時は、いつでも一袋」、「外出するときは、常に百ドルしか持って行かない」とか、答えが返ってきます。
何かしらの対処方法を皆が持っているという事ですね。
この方法を、個人では無く、社会全体について考えようというのが、この白熱教室の意義という事でした。
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