本年度事業を行ってまいりましたモデル事業者4社の成果発表、
および事務局である慶應義塾大学が各事業者からのデータやアンケートをとりまとめた調査報告がおこなわれました。
※写真は開会のご挨拶をされました、経済産業省 商務情報政策局 サービス産業課 課長 藤野氏
各事業者の発表後に、質問タイムがあり、会場参加者からさまざま意見やアドバイスが飛び交いました。
「本当に学習成果があったの?」
「採算はとれますか?」
「マーケティングはどうでしたか?」
「日本のeラーニングが海外に比べて親切すぎるのでは?」
質問をうけたモデル事業者は、本音で答えておりました。
FDSは大学生限定の会員サイトより申込をおこない、2000名のeラーニング受講者を目標としましたが、3月14日現在で1000名強で残念ながら目標には達成できなかった訳です・・・。
しかし事業期間修了は3月末まで続きます、学習者は日増しに増えております。
「学習コンテンツがつまらなかった(SATTの責任)のではないの?」と心配しておりましたが、受講者アンケートの結果は、評判がよかったのです(ホッとした)。
昨今大学生の雇用状況が好転して就職準備のタイミングが遅くなっていることや、さほど就職準備をしなくても希望職種に入社できる安堵感により学習者数が目標を下回った原因となっているようです。
しかし本コンソーシアムで作成した社会人基礎力診断テストはとても良いできです。SATTのサイトにリンクをはっておりますので、是非一度体感してください。
今後この事業で蓄えたノウハウを、eラーニング開発において役立てたいと考えております。
2年間の実証実験に参加させていただき、すべてが緊張と驚き、そして発見でした。関係者の方々ご苦労様でした!
ホットする間もなく、次へのステージ思いをめぐらすのであった。