■Pipes :Rewire the web(Yahoo!)
■ヤフー、「Yahoo Pipes」リリース--マッシュアップ開発用ホスティング型環境(CNET Japan)
■米Yahoo!、マッシュアップサービスの「Yahoo! Pipes」をスタート(ITmedia News)
ひとことで言えば、Yahoo!やGoogleなどで公開されているデータをまとめたりフィルタリングしたりして、独自の結果を得ることができるサービスです。これらの操作はビジュアルで行えるので、インターネットの仕組みなどを知らなくてもすぐに作成できます。当然、作成された結果はRSSリーダーで読む、といった単純なものだけでなく、Webサービス、Webアプリで利用して、新たなビジネスを開拓することも可能ですね。Web2.0がさらに身近になってきました。
日本ではまだ広がりを見せていませんが、米国では、開発系の書籍等で超有名なティム・オライリー氏(Dreamweaverのヘルプなどでも利用されていますね)も大絶賛です。「Webのターニングポイント」という言葉も、大げさではなくなる日が近いのかもしれません。
■Pipes and Filters for the Internet(O'Reilly Radar)
ちなみにYahoo! Pipes、Internet Explorerですとレイアウトが崩れるようなので(笑)、Firefoxで編集したほうがよさそうです。
で、さっそく作成してみました。「SATTとm-Schoolの、サイトとブログの最新情報をまとめてゲットするRSSフィード」です。
http://pipes.yahoo.com/pipes/erEG8aS52xGTU2eWJjBjOg/run?_render=rss
上記アドレスをRSSリーダーなどで取得してください。RSSリーダーの使い方はRSSリーダーの使い方(SATT)をご参考に。これでSATTとm-Schoolのすべてがわかるかも…?Pipesの特長をまったく存分に発揮していなくて申し訳ありませんが、この程度なら数分で作成できます。
ただ、大人気のサービスなので、たまにサーバーがダウンしたりしているようです。
ラーニング(教育)での「情報」の重要性というのは言うまでもありません。今まで、教育効果が高まりそうなアイデアなどを持っていても、ソースとなる情報がない(作れない)というケースは多かったのではないでしょうか。しかしテクノロジーは確実に進化し、世界中のあらゆるリソースを簡単に利用できるという、過去には考えられない環境へと移行しつつあります。Pipesはユーザーインプットも兼ね備えているので、ラーニングのサービスとしても有効活用できるかもしれませんね。