開発部だより 第168回
先月「日経新聞」を読んでいましたら、「COBOL」に関する記事が掲載されていまして、思わず見入ってしまいました。
内容は、COBOLのアプリケーションより、日本語設計書を作成し、さらに、その先のJava系のソースへ展開を行い、システムの再構築を可能とするというものでした。
COBOLは、メインフレーム上で稼働させる言語であり、勘定における大量のデータを扱う業務の遂行に適している為、官庁、損保、銀行、自治体のシステム等に当初より使用され、現在においても、根幹部分は、COBOLで稼働しているというお話です。パソコンの様に頻繁にフリーズしては困りますからね。
かく言う私は、自慢にはなりませんが、何十年もほとんどCOBOL一本です。
現在は、オープン系の言語が主流を占める為、COBOLをこれから覚えようという人も無く、私も含めて、古くからの生き残りの技術者が居るばかりとなり、基幹システムをどうするんだと言う事で、これが、冒頭の記事に繋がります。
とは言いましても、我が部署におきましては、COBOL2002というパソコン上で稼働するアプリケーションを導入し、損保のシステム構築・保守作業の為、現役でバリバリ動いております。
この様な事で、「COBOLってどんなものかな〜」と興味のある方は是非、御一報の程を。