正直に言います。宇宙関連に特に興味があったわけではないのでにわか。「にわかファン」です!
でも、はやぶさは知れば知るほど感動できるんですよ。
今回は「どれだけはやぶさを知れるか」、という観点で、勝手レビューしました。
ご興味ある方はどうぞ↓
※5段階評価は3本の中の相対値です!
タイトル | 『はやぶさ/HAYABUSA』 | 『はやぶさ 遥かなる帰還』 | 『おかえり、はやぶさ』 |
---|---|---|---|
監督・出演 | 監督:堤幸彦 出演:竹内結子・西田敏行・佐野四郎 |
監督:瀧本智行 出演:渡辺謙・山崎努・夏川結衣 |
監督:本木克英 出演:藤原竜也・杏・三浦友和 |
ラーニング度 | ★★☆☆☆ 説明が不十分 |
★★★☆☆ 観客の知識を問う。 |
★★★★★ 満点。解説とCGが秀逸 |
勝手 レビュー |
探査機開発の歴史を遡って人物を描く点は評価できるが、工学的説明は省かれ、具体的にも相対的にも何がすごいのかが全く伝わらない。JAXAをオタク集団に見立てる、画的にそっくりに描く等のエンターテイメント目的だとするなら成功かも。 | NASAを評価軸に入れた点がよい。はやぶさのテクノロジーとチーム力が説得力をもって描かれ、爽快感がある。ただし記者役を女性にしたからか、この位置で語れるはずの具体的データ、客観的視点が大幅に削られ、宇宙開発知識層には失望も大きい。 | 3作中実はもっともテクノロジーに詳細。宇宙科学、わが国の宇宙探査の歴史、のぞみ、はやぶさミッションの内容、難易度等を映像で説明。本を読んでピンとこなかった向きもCGが嬉しい。 |
人間ドラマ 感動度 |
★☆☆☆☆ 観客の好みによる |
★★★★★ 満点。山崎努がアツい。 |
★★☆☆☆ 三浦友和が支えた。 |
勝手 レビュー |
発射・帰還シーンが相当よいわりに、創作部分は共感できない。難役に挑戦することやコミカルな描写に必死で、俳優スタッフは映画の着地点が見えていたかどうか。子供にはドラマ部分が理解不能。ラストシーンで決定的に主題がぼやけ、はやぶさPJへの敬意にやや欠けた。 | はやぶさや日本の宇宙開発技術を支える各セクションが重厚なタッチで描かれる。俳優の力量に支えられ、ドキュメントと創作が両立し映画としての完成度は最も高い。このメンバーでもう少しJAXA、川口PJを描いてくれるとよかった。 | 子供向けとはいえ終始チャチさが否めず大人の観賞には堪えない。が、メインターゲットの次世代への思い、メッセージは強く感じられる。子役に心を寄せたいが、リアルな描かれ方がされていない点が惜しい。 |
ターゲット 視聴者層 志向 |
コメディ・TVドラマ好き よほどの竹内結子好き |
30代以上 「プロジェクトX」好き 知識武装済み |
お子様 はやぶさ初心者 学習目的 |
ん〜ベル子としては、どれも大満足!ではありませんでした。
勉強になるかどうかという観点で言うと、月並みではございますが、イチオシのこちらもご案内しておきます。
「HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン」
是非プラネタリウムでお楽しみください。
はやぶさ映画三本見比べの感想、
こういうのもありました。
評価が全く逆なのが面白かったので
参考までに紹介しておきますね。
http://aquavitae2011.jugem.jp/?eid=70
リンクのサイト、存じております〜^0^
確かにFOX版の評価は大きく分かれるところで、表中にもそのように書かせていただいております。
評価の高い「画的な完コピ」や「おたく女子のドラマ」が、なぜかベル子にはあまり響かなかった模様です。
わかりやすいようにメモしておきますとシチュー鍋様のご評価は、
HBTTE>FOX>東映>松竹
はやぶさの学習度も含むベル子の観点ですと
HBTTE>>>東映>松竹>FOX
となります。
(HBTTE=プラネタリウム版・FOX=竹内版・東映=渡辺版・松竹=藤原版・上映順)
8年前のコメントにもあるように、やっぱり評価が分かれるみたいですね
同じようなのがいくつもあって混乱してたので助かります
比較資料ありがとうございました