「痩せ続けてたから、近いうちには・・とみんな感じてたとは思うんだけどね、」と弊社のアップルファン、K氏がさびしそうに言いました。
「夏、自伝が11月に出るって話を聞いたときに、ああほんとに近いんだって感じた」。
悲報が駆け巡ったピーク時、これに反応するツイートは毎秒1万ツイートを超え、過去最高を記録しました。
ツイッター上で最も多くツイートされている内容を示す「トレンド」でも、「RIP Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ氏の冥福を祈ります)」がしばらくトップにランクしていたそうです。
数々の関連サイトを巡るなかで心に残っている言葉のひとつに、「彼はクラウド化し、"iJobs"になった」があります。
死は哀しいものに違いはないのですが、"iJobs"はユーモアにあふれています。
1990年代にはすでにクラウドの構想を持っていたと言われるジョブズ氏の「昇華」をこれ以上に表す言葉は他になく。そして今後「本当は生み出されるはずだったもの」の虚を埋め、彼の発明に空気のように囲まれて生きていく私達に、これ以上の「昇華」または、慰めの言葉もないと感じるのです。
Apple社では、ジョブス氏に対するメッセージを rememberingsteve@apple.com 宛まで送ることを呼びかけています。
直接のユーザーではない人も、歴史に残るイノベーションやプレゼンをし続けた人物に哀悼の言葉を手向けてみてはいかがでしょうか。
SATTブログには、いつもアップル製品をいち早く社内にお披露目してくれていたガジェット王子氏より寄稿がありましたのでご紹介します。
ガジェット王子がSATT初のiPod touch 記事を書いたのが2007年11月6日。
あれから4年で多くのことが変わりました。
そして、たった4年でこの世で最も大切な人のひとりを失いました。
初めてiPod Touchに触り、あの感動を社内で見せて回ったところ、
「これはオモチャだね。仕事じゃ使えないよ」
とおっしゃった方も今やiPhone / iPadを手放さず。。。
人ひとりだけでなく、あらゆる業界のビジネスの在り方まで、
こんな短期間で大きく変えてしまう人は、このあと出てくるのでしょうか。
私も、ほんの少しですが学生時代にカリグラフィーを学びました。
大胆に、でもさりげなく美しく、革新に満ちた作品を私も作りだしたい。。。
故スティーブ・ジョブス氏を偲んで
2011年10月7日 ガジェット王子
RIP Steve Jobs. ご冥福をお祈りします。
残念です。もし生きるならもっといい製品を創造するかもしれません。