授業を映像配信する仕組みと従来の学習を組み合わせた学習サービス「Webスクール」を2010年から開始し、更なる充実を図っているとの事。
「Webスクール」の学習サイクルは、”授業を見る”>”テキストを学習する”>”復習テストを受ける” という基本の流れをeラーニングを組み合わせて行っています。
サイトからの情報では、Webを用いるのは基本的に授業の映像配信とオプションで個別指導する「Webプライベート・レッスン」がありますが、そのほかは従来の紙媒体を介しての学習のようです。
映像配信は双方向通信の個別指導含め、相当な回線とサーバー負荷がありますが、NTTグループのバックアップのもとで実現しているサービスなので安心できるものと思われます。
その分、学習者側も光通信&無線LANなど、全国平均以上の環境を揃えて受講している方が多いようです。
浜学園サイト内でも触れていますが、eラーニングによるコストを抑えた教育提供を行う中で、理解度に応じた個別の指導が次なるテーマ。
これは小学生の学習塾だけのテーマではありませんが、eラーニングでの学習は数値化しやすい反面、そこから見える結果をどのように学習強化(フォロー)に使っていけるかを分析しなくてはいけません。
また、最初から状況を測れるように学習カリキュラムを設計する事も重要です。
現時点でフォローアップをすべてeラーニングシステムの中で行う事は難しく、個別に担任がコミュニケーションを図りながらフォローする事が一般的です。
うちの娘が通っている学習塾でもeラーニングはやっていますが、自宅から学習するものではなく塾から接続した環境でテストを受講するものです。(個人の進捗管理は行いますが、弱点分析などは行っていません)
最後は人が直接教えるのが一番、との言葉をよく耳にします。
私自身、正論だと思いますが、教育格差を減らしていく上で様々な可能性をeラーニングに期待もしています。
学習の場を提供していく上で対象者や教材によってeラーニングが担える役割は様々ですし、予算や時間などの制約からも用いる範囲は変わってきます。
大事なのは、そのときに最善と思われる手段を可能なかぎり考え、実践・改善のサイクルを進めることです。
我々も多くのお客様のeラーニング導入・運用をお手伝いしながら、日々考え、行動しています。
ICTが今まで以上に教育に役立つ努力を今後も続けていきます。
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