2011年06月27日

ドラッカーと韓信と

「もしドラ」が人気です、先日、駅ビルにある本屋に入ってみたら、ドラッカーコーナーが店舗を占領していました。
ドラッカー存命のころ、日経新聞の「私の履歴書」に連載があり、そこに掲載されていた話が印象に残っています。「私の経営理念を見事に体現している企業があります。それは、日本のトヨタです。」というものでした。
トヨタウェイであるとか、カンバン方式であるとか、トヨタは、その経営手法を讃えられる事が多々ありますが、元はドラッカーの経営理念であったのですね。
 彼は、GM(ゼネラルモーターズ)にも招かれましたが、講義に対する真剣さは、トヨタとは比べるべくもなかった様です。「GMにとって良い事は、アメリカにとっても良い事」と謳われた企業ですから、驕りがあったのでしょう。その当時から驕りがあったにしては、かなり寿命が長かったという事になりますね。
 その記事を読んだ事により、ドラッカーに興味が沸き、「ドラッカー365日の金言」という、いかにも良いとこ取りの題名の著書を見つけました。
多分この本を読まれますと、諸兄、お気に入りの箴言がきっと見つかる事と思います。
 私の記憶が定かではないので申し訳ないのですが、私が一番気に入りましたのは、序文に引用されていた、ヘンリー・フォード2世の墓碑銘に著されるという「才ある者を使う才能に恵まれた者、ここに眠る」という言葉です。(昨日この本を開いてみたのですが、なさけない事にこの詞が見あたりませんでした、誰か出典を御存じでしたら・・・)
 これは、漢の功臣である韓信という人物が、高祖劉邦に対して、「閣下には、将に将たる器がおありです」と答えた逸話と相通じるものがあります。
韓信をご存じでない方も居ると思いますが、此の武人は、趙を攻略した際に、「背水の陣」を敷いた事で、後世に知られる人物です。(紀元前200年位)
 トヨタはドラッカーの経営戦略を自己のものとし、韓信は、孫子の兵法をその手の内に納め、勝利を掴みました。理念を実践に生かせる事が、真の理解であると思われます。
最後にもう一つお気に入りの一言です
「人生の中でタクトを振るのはあなた自身なのですよ」
posted by ハイタカ at 17:53
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この記事へのコメント
看板方式はQC活動と並んで懐かしいキーワードです。学生時代、柳田邦男氏のドキュメンタリーなどを読んだときの感動を思い出しました^0^
 ちょっととりとめもありませんが、今は日本にしかない技術、人材が国外に安く流出し、それに対する国策が遅れていることが気になっています。
 外国人がもっと日本に留学する、日本に置かれた教材にアクセスしてもらう、といった「技術や文化をもっと高く売る仕組み」があればいいのに・・と思いました。
Posted by ベル子 at 2011年07月01日 14:31
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