開発部だより 114回
不定期になりますが、smart FORCE のインストールに関する話題に特化した Tips
をぼちぼちご紹介したいと思います。
*smart FORCE がフリーウェアである性質上、原則、本記事に対するご質問に
対してはお答えすることができませんので予めご了承ください。
また、設定、操作やその結果に対しては、自己責任にてお願い申し上げます。
なお、エスエイティーティー株式会社では、有償で smart FORCE のサポートも
包含する eラーニングサポートサービス(サポートチケット)をご提供申し上げております。
サポートが必要な場合は、こちらのご利用をご検討ください。
[タイトル]
http ならうまくいくけど、https ではうまくいかないのはなぜ?
[問題点]
インストール直後、ブラウザ上で smart FORCE のログイン画面を開いた際、
http 指定なら正常に表示されるのに、https 指定の場合は正常に表示されない。
(たとえば、画面が真っ白になる、エラーが表示されるなど)
[解決方法]
これを解決するには、smart FORCE の実行基盤となる
アプリケーションサーバ ColdFusion 自体の設定を変更する必要があります。
(1)対象ファイル
{ColdFusion のディレクトリ}/wwwroot/WEB-INF/flex/remoting-config.xml
(2)変更内容
<<変更前(一部抜粋)>>

↓
<<変更後(一部抜粋)>>
パターン@ https のみの通信にしたい場合

パターンA http/https両方通信可能にしたい場合
あまりないかとは思いますが、http/https 両方対応したい場合は、以下を設定してください。
(元の

(3)変更後の反映方法
変更後、ファイルを保存して、ColdFusion サービス(デーモン)を再起動します。
(4)参考
smart FORCE のクライアントアプリケーション自体は、
ブラウザで開いた際に通常のダウンロードでブラウザに落ちてきて、
Flash Player プラグインで実行されます。
以降はデータのみ flash-ColdFusion間 で AMF 通信が行われます。
(通常の Web アプリケーションの様に、リクエストの度にページ
リクエストが発生しません。イメージとしては、
クラサバ(=クライアント-サーバ)型アプリケーションの構造に似ています。)
これに関して詳細をお知りになりたい方や上記の設定をさらにカスタマイズ
したい場合は、アドビ システムズが Web で公開しているColdFusion の
マニュアルやそれ以外の Web 記事などを参照してください。