Webビデオのソリューションを提供しているMeFeediaは先日、HTML5で再生可能なH.264フォーマットのビデオコンテンツの普及に関する自社の調査報告を発表しました。
HTML5 Video Available on the Web ?
記事によると、H.264フォーマットのHTML5対応ビデオコンテンツは、2010年〜2011年の12ヵ月で10%から63%まで増加しているとしています。
また、ビデオフォーマットはH.264 > VP8 > Oggの順で普及しており、Googleが提案しているWebM(VP8)はYouTubeが標準対応にすれば爆発的に普及するであろうとも分析しています。
果たしてこの増加率は脱Flash傾向を表しているのでしょうか?
記事ではこうも書いています。
・H.264フォーマットはブラウザと同じようにFlashでも再生が可能な形式としてまだ最も一般的
・HTML5で再生できるビデオの普及は成長傾向にあるが、増加率はまだ低い
昨今、iPadやiPhoneに代表されるnonFlash派デバイスの普及で脱Flash傾向は日に日に色濃くなっていますが、Flashの需要が依然高いのも事実。
しかしながら、技術の進歩によりHTML5でもFlashと同等のアニメーション表現や、制作効率性が可能になる日も近いかもしれません。
Flashを提供するAdobeは果たしてこのトレンドにどの様なソリューションで立ち向かうのか?
コンテンツ制作企業の一員としてはとても興味があります。
余談ですが、米Indeed.comによるといま最も求人数が上昇しているキーワードは「HTML5」で、実に1年前の13倍の勢いで伸びているとのこと。
2位は「Mobile App」で1年前の約5倍程度だそうです。
トレンドのキーワードとして”HTML5”, ”モバイル”はまだまだ鉄板な雰囲気です。
米のおける求人のトレンド
2011年04月13日
この記事へのコメント
iPadやiPhoneに代表されるnonFlash派デバイスの普及で脱Flash傾向は日に日に色濃くなっていますが、Flashの需要が依然高いのも事実って、なるほどです。
Posted by ドコモ 携帯 at 2011年06月13日 19:23
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