はい、MSKです。
今回は2011年1月29日、30日に産業医科大学様で行われた、第5回医療系eラーニング交流会に参加してまいりました!
詳細はこちらのページでご覧ください。
http://satt.jp/event/2011/medical-university-e-learning/index.htm

『e-ラーニングの次なるステージ ― 使いこなす時代へ ―』をテーマに、さまざまな医療系大学や企業が、研究内容の発表のみならず、実践的な取り組みやその成果などを口頭発表する大変参考になる講演が盛りだくさんのイベントでした。
SATTも名だたる先生方とともに口頭発表の場をいただき、また出展ブースの場をお借りして参加させていただきました。出展ブースにお立ちよりいただきました皆様、また運営された産業医科大学様以下スタッフの皆様に深く感謝の意を申し上げます。
MSKは主に、この展示ブースを担当し合間を縫って気になる講演を拝聴しました。
今回のブースはこんな感じ。意外と立派なブースになりました。

ブースにいらした方や、講演の発表内容を聞いていて、強く感じたのはやはりどの病院・大学においてもeラーニングを根付かせることが一番大変だということでした。
気になったキーワードはこちら!
「受講文化を作ることが重要」
「ITに強い事務系従業員の育成」
「eラーニングがすべてではない」
受講する側、受講させる側、eラーニングを運用する側、導入を支援する側、はたまた経営的観点からの
eラーニングのありかたなど、継続的にeラーニングを続けるために色々な要素と組み合わせて評価・分析し次につなげていく環境・土壌づくり、これが重要だと改めて認識しました。
講演だけでなく、ワークショップの取り組みも素晴らしいものでした。
初日のキーノートスピーチの中で取り上げられた、「作る」「運営する」「評価する」をキーワードに、2日目にグループにわかれて、各自がそれぞれのキーワードで強み・弱みをもちよりSWOT分析のような形でディスカッションを行い、まとめの意見を発表する。そのうえで、簡単な投票を行い各キーワードで上位となったまとめの意見に関して、全体討議を行うというものでした。
MSKはこのうち全体討議だけ参加(というより皆様の議論を聞いていたのですが)しました。
ただもう、これを聞くだけでも宝の山だらけ。
様々な医療系大学、病院が現場レベルで感じている課題やそれに対する取り組みを肌で感じることができました。
今回のイベント参加で得た、色々なヒントを知識として吸収し、実践的なソリューションとして実現し、皆様に提供できるよう引き続き取り組んでいきたいと思います。
それでは以上、イベント参加報告でした。
ごきげんよう!