開発部だより 第86回
もうすぐ公開されるAdobe Air2.0の新機能について、ご紹介します。まずは、NativeProcess クラスについて。これは、Air2.0では、Windowsのコマンドプロンプトの標準入出力が使用可能になるというものです。例えば、C言語で作成したEXEと連携したり、この応用で、DLLを使用することも可能です。
(→ C言語で取得可能な値は、Air2.0にて取得可能となります。)
この機能を使用する場合は、「-app.xml」ファイルにて、以下の記述が必要です。
<supportedProfiles>extendedDesktop</supportedProfiles>
また、インストーラも拡張子.airでなくて、.exe(windows)や.dmg(MAC)になります。
インストーラの作成は、現状、FlexやFlashのメニューからではなく、これもコマンドプロンプトのコマンドラインを使用して行います。amxmlc(swf化)、adl(「-app.xml」にてアプリチェック)を実行して、adtにて、パッケージを作成となります。
Adobe社サイトなどに、Air2.0のサンプルが多数あがっていますので、みなさんぜひ、チェックしてみてくださいねっ☆