前提条件として、eラーニングのシステムと教材がすでに手元にあるとします。
ここでは、具体的なサンプルとして、Attain3 (弊社開発のLMS: Learning Management System; 学習管理システム)と、smart QUTE (弊社販売のテスト型教材作成ツール)で作った教材を用意してご説明します。
管理者が行う手順は大まかに4つのステップになります。
1)教材をLMSにアップロードする
2)教材をLMSに登録する
3)教材に受講者を割り当てる
4)受講者に実行のための情報を伝える
の4つです。
以上で、連絡を受けた受講者は、教材を実行できるようになります。
一方、管理者はその結果をレポートで知ることができます。
さて、もう少し詳しくみてみましょう。
Attain3で行うと以下のような手順となります。
1)では、教材ファイル(普通は複数のファイルから構成されます)を、LMSの教材保管場所(通常はWebサーバー)にアップロードします。ここではAttain3のインポート機能を使います。

まず、ファイル群をzipファイルとして1ファイルに圧縮保存します。また、教材構成を指定したimsmanifest.xmlというファイルが必須となります。smart QUTEでは、このファイルはデフォルトで書き出されますのでそれを使います。

2)Attain3では1)でインポートをすると、実は、教材登録までしてしまいます。ので、ここでは、画面サイズの変更だけ行います。

3)受講者割り当ては、Attain3では、Quick modeというものがあり、教材と受講者とが一覧表示されている画面で、交わるエリアを1回クリックするだけで割り当てができます。

4)さて、最後のステップでは、Attain3に設定されている、URLをメール等で受講者に連絡します。その際、ユーザーIDとパスワードをいっしょに知らせるのを忘れないようにします。


以上で、smart QUTEで作成したテストを社員全員にでも行うことができます。そして、受講者の受講が終わるとその結果がLMSに記録されます。
管理者は、管理画面のレポートで、実際の解答の状況やステータス(合否)を個人ごとあるいは部署(グループ)ごとに確認することができます。




Attain3がない方でも、Attain3のデモサイトでその一部の機能をお試しいただくことができます。
お試しください。