2009年07月01日

石川県でケータイ制限条例が可決!

モバイル端末でeラーニング


最近、ニュースで話題にはなっていたのですが、「小・中学生の携帯電話所持を規制--石川県議会が条例案を可決」したそうです。

これは、eラーニング業界においてはちょっとした衝撃ではないでしょうか?

なぜなら、石川県において、小学校、中学校におけるケータイを使った授業は実現不可ということになるのですから!

ケータイは、

 ・24時間、身近にある
 ・コンパクトで多機能
 ・データ通信可能

というすばらしい情報処理端末です。
また、普及率も一人一台のレベルに近づいています。

にもかかわらず、禁止!

持つこと自体を禁止してしまうと、たとえば「公教育の中にケータイを取り入れる」といった試み自体ができなくなってしまいます。

個人的には、自分にも小学生の娘がいますが、自分にメールを送ってきたりするので、学校の先生とやりとりする「連絡帳」なんて、ケータイを使って送ってしまえば、ログも残るし、先生の業務時間短縮にもつながっていいのに、なんて気軽に考えたりします(が、セキュリティやプライバシーのことなど、検討を始めると大変なのでしょう。きっと)。

ケータイは、日本においてこれだけ普及し、データ通信部分も含め世界に誇れる技術の固まりなので

 「制限」

から入るのではなく、

 「何ができるのか」

といった可能性に目を向けてほしかったと思います。

モバイル向けにサービスを日夜考えている者の一人として、個人的に非常に残念なニュースでした。
posted by モバイル推進委員1号 at 16:36
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