学習者はPC上で操作パネルの再生、停止ボタンなどをクリック、学習画面を操作して学習することができます。
ゲーム機に例えると操作パネルがニンテンドーDS本体にあたり学習画面に読み込まれる内容がゲームソフトになります。
そのため操作パネルには使いやすさ、学習画面の内容には分かりやすくする工夫が求められます。 これを実現するのがデザインの役割になります。
また優れた学習コンテンツにするには色彩も心理効果上必要不可欠な要素なのです。
例えば下の英単語学習コンテンツの色を変えて操作してみるとフレームの色によってモチベーションも変わるのが分かります。

配色には以下の学習作用があります。
・灰色は控えめな色なので、学習コンテンツの内容を際立たせる効果があります。
・青は気分を落ち着かせ集中力を持続させるので長時間学習する場合に有効です。
・緑は癒しの効果があるため、ストレスやいらいらしているときに気分を落ち着かせてくれる作用があります。
・赤はインパクトがあるため、短時間で学習効果を発揮したい場合に適しています。
(長時間学習する場合には適しません。)
これらの色彩をコンテンツの内容や目的に合わせて組み合わせ学習効果を高めることがe-Learningデザイナーの使命なのです。