2009年05月21日

パンデミックとeラーニング

新型インフルエンザが本格的に日本でも広まってきました。
各地の大学から幼稚園まで休校・休園するところも多くなっています。

一部では休校になった高校生が自宅ではなく、カラオケ店などに集まって問題になっているとか。
学生側の事情としてはいきなり休みになってもやることがないとか?!
つまり、自宅での学校側の具体的な学習フォローがないので、自主的に家で勉強ができない、というところでしょうか。

以前「サーズ(SARS)」が韓国で流行した際には生徒は自宅からeラーニングによって講義を受け、そこから本格的なeラーニング運用が始まったのはまだ記憶に新しいところです。

今後、インフルエンザが猛威を振るう時期が秋口にも控えており、休校の間の方策として日本の学校でもeラーニングによる学習サポートを考慮できることが望まれます。

リアル授業をWebカメラを用いて実施するだけではなく、宿題のやり取りや、遠隔での家庭面談などシステムがあれば用途はさまざまな形で実現できます。

今ある学校でのICT環境を把握し、何ができるかを学校毎で検討(既にされているとは思いますが)することが重要であり、企業においても提案をはじめ様々な連携が必要です。

仕組みだけ提供して後は現場で何とかしなさい、という非効率的な形は結局すべての関係者にとって良いことはありません。

学校側での対応体制を整える事が前提ですが、今回のようにパンデミックによる局地的なeラーニングの対応であればSaaS(SARSではないですよ)も有効ですね。
posted by Dario at 17:45
連載:いまどきの小学生のインターネット学習 | コメント(0) | トラックバック(0)
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